今日の難読漢字は
「天下野」
「飛白」
「杓文字」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「天下野」
そのまま読むと「あましもの」や「あまげの」でしょうか。人の苗字のようにも見えますが、これは地名ですよ!
茨城県の人なら読める方も多いと思いますが、さて、何と読むのでしょうか?
「天下野」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇が〇」の3文字です。
ヒント➁ 茨城県にある「竜神大吊橋」がある地名です。
「天下野」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「けがの」です!
ここは、茨城県常陸太田市(いばらきけん ひたちおおたし)にある地名で、手打ち蕎麦をはじめ、自然を最大限に活用した飲食店やお店が見られる町です。
町の真ん中には山田川という川が流れており、その上流には「竜神ダム」や「竜神大吊橋」があるなど、自然に囲まれた場所です。
観光スポットのご紹介
兜岩(かぶといわ)
天下野町には「兜岩」と呼ばれる大岩があります。その大きさはかなり大きく、なぜか山田川の真ん中に鎮座している不思議な岩です。
逸話では、洪水になったときでも流されず、昔からずっとその位置にあるとか。
歴史的にも、江戸時代の加藤寛斎が記した「常陸国北郡里程間数之記」で「鎧掛岩」と紹介されているくらい、数々の伝説がある大岩です。
天下野町に行った際にはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
2つ目の漢字は「飛白」
「飛白」と書いて何と読むか知っていますか?
漢字の書体で「飛白」と書いて「ひはく」と読む書体がありますが、今回は「ひはく」以外の読み方を正解とします。
さて、あなたにはわかるでしょうか?
「飛白」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと、3文字で「〇〇〇」
- かすれたような模様のこと
- 「飛白の浴衣」などといいます
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「飛白」の読み方!正解は!?
正解は「かすり」です!
「飛」も「白」も小学校で習う漢字ですが、組み合わせるとまさしく難読だといえるでしょう。
「飛白(かすり)」とは、和物の生地によく見かける、所々かすれたようになっている模様のことです。
ヒントにも書きましたが、浴衣によく使われていますね。
冒頭で書いたように「飛白(ひはく)」と呼ばれる、筆でかすれ書きにした書体があります。
着物などのかすり模様が「飛白(ひはく)」に似ていたので「かすり」と読むようになったようです。
また「絣」と書いても「かすり」と読むことができます。
3つ目の漢字は「杓文字」
今回の難読漢字は「杓文字」です。
そのまま読めば「しゃくもじ」ですが、そんな文字はもちろんありません。
ヒエログリフとか楔形文字とか、世界史を習うと「〇〇文字」は必ず出てきますが、「杓文字」はどこかの文明の文字というものではありません。
じゃあ、文明や世界史、考古学とは関係のない「杓文字」って、いったいどこの文字??
「杓文字」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント② これは「箆」と似ているキッチン道具です!
ヒント③ これがないと「ご飯」がよそれません。
「杓文字」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しゃもじ」です!
「しゃもじ」とは、炊き立ての真っ白い美味しいご飯をよそるときに使う「箆(へら)」のような形をしたキッチン道具です。
炊き立てのご飯をお茶碗によそるためには必ず使うもので、炊飯ジャーを購入するとプラスチック製の「杓文字」がついてきますが、そこはぜひ、木の「杓文字」を別途買ってほしいものです。
・・・土鍋で昆布で炊いた白米を、おひつに移して木製の「杓文字」でよそったご飯が食べたくなってきました(笑)
まとめ
今日の難読漢字3つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!