「文質彬彬」を何と読みますか?
ぶんしつりんりん、ではありません。
早速ヒントを見てみましょう!
「文質彬彬」の読み方のヒントは?
1.「文質彬彬」をひらがなにすると、8文字になります。
2.『文質彬彬として、然る後に君子なり』孔子「論語」より
3.「文質彬彬」に似ている四文字熟語には、「才色兼備」「文武両道」などがあります。
4.「あの女性こそ、まさに文質彬彬といえるでしょう。」のように使います。
正解は…
正解は「ぶんしつひんぴん」でした!
「文質彬彬」とは、外見や態度と内面がほどよく調和していることを意味する四文字熟語です。
外面の美しさと内面の質朴さ、洗練された教養や態度と飾り気のない本性、とても魅力的な人物をあらわす際に用いられます。
「文質彬彬」の「文」は容貌など表面の美しさ、「質」は実質や本性を意味します。
「文質彬彬」の「彬彬」は、ほどよくつりあっていることです。
「文質彬彬」は孔子の論語に由来します。
『質、文に勝てば即ち野なり。文、質に勝てば即ち史なり。文質彬彬として、然る後に君子なり。』
「内面が外見に勝ると粗野になるし、外見が内面に勝ると飾り立てているだけ。だから両方のバランスが取れているのが最も望まれる姿です。」という意味になります。