「冪冪」を何と読みますか?
案外使う機会がありそうな言葉です。
では、早速ヒントを見てみます!
「冪冪」の読み方のヒントは?
1.「冪冪」をひらがなにすると、4文字になります。
2.「冪冪」は、自分の周囲の状況をあらわす言葉です。
3.「今日は冪冪とした空模様で憂鬱ですね」のように使います。
正解は…
正解は「べきべき」でした!
「冪冪」とは、塵や雲が空間一面を覆っている様子をあらわす言葉です。
案外使う機会がありそうですね、これを機会に覚えてみてはいかがでしょう?
「冪」という漢字には、同じ数を何回か掛け合わせた値、覆い(おおい)、被せる(かぶせる)などの意味があります。
同じ数を何回か掛け合わせた値の「冪」は、「aのn乗」「n次のaべき」などとあらわし、べき乗や累乗と呼び、英語では「power」といいます。
冪級数・冪指数・冪集合・冪乗根・冪剰余……数学が得意な人は見たことのある漢字かもしれませんね!
「冪」の上の部分は草冠(くさかんむり)から点を取り除いた「わかんむり」という部首で、カタカナの「ワ」に似ているので名付けられました。
その下にあるのは「幕」ですね。
音読みは「ベキ」「ミャク」、訓読みは「冪う(おおう)」、漢検1級、15画の漢字です。