漢字読み講座

今日の難読漢字は「基督教」「老頭児」「大八洲」の3問です!漢字3文字の難読問題にレッツチャレンジ!!

今日の難読漢字は、

「基督教」

「老頭児」

「大八洲」

の3問です!

漢字3文字の難読問題にレッツチャレンジ!!

難読漢字第1問「基督教」

「基督教」って読めますか?

「基準(きじゅん)」「基本(きほん)」の「基(き)」と、「監督(かんとく)」の「督(とく)」だから「きとくきょう」としか読めない!

・・・そう思われる方も多いかもしれません。

ところが残念!

全く別の読み方があるんです。

何と読むのか、さっそく見ていきましょう。

「基督教」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです。

「〇〇教」と言えば、「仏教」や「イスラム教」、「ヒンズー教」といった『宗教』がありますよね。

「お説教」なんていうのもありますが・・・

「基督教」は何を隠そう、宗教の名称の1つなんです。

「基督教」なんて知らない!と思われるかもしれませんが、世界の宗教別人口ランキングで堂々1位、つまり世界で一番信者の多い宗教の名前なんです!

もう、分かりましたよね?

「基督教」の読み方の答えは・・・

正解は、「キリストきょう」でした!

「コーヒー」を「珈琲」、「ロマン」を「浪漫」など、外来語は元の発音に近い漢字を当てて日本語表記されるものがありますよね。

基督教(キリストきょう)もカタカナのキリストに漢字が当てられています。

ただ、なぜ「基督」という漢字が当てられているのかはよく分かっていないようです。

難読漢字第2問「老頭児」

「老頭児」という漢字を見てみましょう。

「老」人の「頭」の「児」童・・・?

考え方がしっかりしている知識豊富な子どものこと・・・?

いいえ、違います!

最近では使われなくなった言葉だそうなのですが、何と読むのかさっそく見ていきましょう。

「老頭児」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです!

「老頭児」は元々、中国で使われていた言葉です。

昭和40年代に日本でも会話での中で使われていたんですよ。

意味はずばり、「老人」という意味なんですよ!

読み方はひらがなで、「ロー〇〇」の4文字です。

考えてみてくださいね。

「老頭児」の読み方の答えは・・・

正解は、「ロートル」でした!

「老頭児(ロートル)」はずばり「老人」という意味ですが、俗語のようなものです。

否定的な意味合いがあって、「俺のような老頭児(ロートル)の出番はない」などと使われていました。

スポーツ界でも出番のないベテランに対して使われたり、型落ちのパソコンを「ロートルマシン」と呼んだりしたそうです。

昭和50年にはすっかり使われることのなくなった言葉なので、知らない人が多くても無理はないかもしれないですね。

難読漢字第3問「大八洲」

「大八洲」って読めますか?

だいはっしゅう」と読んだあなたは・・・残念ですが不正解です!

また、読み方だけでなく「大八洲」という言葉も使われることが少ないので、分からない人が多いのではないでしょうか。

「大八洲」は何と読むのか?

どういう意味の言葉なのか?

さっそく見ていきましょう。

「大八洲」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです。

「大八洲」の読み方は、ひらがなで「おおや〇〇」の5文字です!

「大」は「おお」、「八」は「や」と読みますよね。

それでは問題は「洲」の読み方です。

「洲」には、次のような意味があります。

  • 砂や泥が堆積してできた土地
  • 土砂が溜まって川や湖、海に現れた土地
  • 地球上の大陸

「洲」の読み方は「しゅう」「す」が一般的ですが、意味から読み方を考えてみてください。

「大八洲」の読み方の答えは・・・

正解は、「おおやしま」でした!

「大八洲(おおやしま)」とはずばり、古い日本の呼称なんです!

「大八洲」は、「大」きな「八」つの「洲(しま)」という意味があるんです。

「日本書紀」に書かれた神話によると、本州・淡路島・四国・九州・壱岐島・佐渡島・北陸道・鹿島半島の8つからなる日本を「大八洲」と呼んだそうなんです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!