今回の難読漢字は「甘蔗」「点綴」「雨間」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「甘蔗」
「甘蔗」の読み方をご存じでしょうか?
「かんしょ」「かんしゃ」とも読みますが、今回はそれら以外でお答えくださいね。
つまり「かんしょ」や「かんしゃ」が何のことなのか知っている方には、すぐに正解がわかったはず。
実はもっと一般的な言葉で読むことができますよ。
さて、あなたにはそれら以外の読み方がわかりますか?
「甘蔗」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
- 当て字としての読み方です
- イネ科の植物の名前
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「甘蔗」の読み方!正解は!?
正解は「サトウキビ」です!
「甘蔗(サトウキビ)」はイネ科の多年草で高さは2~4メートルになり、茎の汁から砂糖を作ることができます。
原産はニューギニアで、日本では沖縄や九州で栽培されていますよ。
「かんしょ」や「かんしゃ」はサトウキビの別名で、「かんしょ」は慣用読みになります。
また、サトウキビは「砂糖黍」と表記することもあります。
2問目はこの漢字!「点綴」
「点綴」の読み方をご存じでしょうか?
「点(てん)」と「綴じる(とじる)」で「てんとじ」と読んでしまうと、かなり恥ずかしいかも。
とはいえ、日常ではほとんど耳にしない言葉なので知らない方が多いと思います。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「点綴」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- ほどよく散らばっていることをいいます
- 「沖には舟が点綴していた」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「点綴」の読み方!正解は!?
正解は「てんてい」または「てんてつ」です!
「てんせつ」という読み方も一応正解ですが、「てんてい」の慣用読みになります。
慣用読みとは間違った読み方が一般に広まったため、慣用的に認知された言葉のことです。
「点綴(てんてい)」とは「あちらこちらにほどよく散らばっていること」や「ばらばらになっているものをつないで結び付けること」をいいます。
日常では余り耳にしない言葉ですが、知らなかった方はこの機会に覚えておいてくださいね。
最後はこの漢字!「雨間」
「雨間」の読み方をご存じでしょうか?
「雨」は「う」と読むこともできますが、「うかん」と読むのは間違いです。
実はちょっと意外な読み方がありますよ…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「雨間」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 雨がちょっとやんでる時ってありますよね
- 「雨間を見て買い物に行こう」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「雨間」の読み方!正解は!?
正解は「あまあい」です!
「雨間(あまあい)」とは「雨が一時的に降りやんでいる間」のことで、「あまあい」とひらがなで書いたり「雨あい」と送り仮名を付けて書いたりする場合もあります。
この場合の「間」は「何かと何かの空間」や「すきま」を指しているので、「雨と雨のすきま」すなわち「降っていない時間」ということです。
「間」を「あい」と読む熟語には他に「幕間(まくあい)」「足間(あしあい)」「谷間(たにあい)」などがあります。