今回のお題は「愛憎」「曇天」「敢えて」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「愛憎」
「愛憎」と書いて、なんと読むか分かりますか?
漢字のイメージ通り「愛」と「憎」が一緒になった感情、味わったことがありませんか?
好きすぎると、その分だけ憎む気持ちも強くなり、愛と憎む気持ちが同居している、
正反対の感情が一緒になってなんとも複雑な気持ちです。
「愛憎の念が入り混じる」とか言いますね。
相手を思う気持ちということで間違いないでしょう。
それだけ感情を動かせる相手なのですから、感情のふり幅も多くて当たり前です。
どうでもいいような人には抱かない感情です。
さて、「愛憎」と書いて、なんと読むでしょうか?
「愛憎」読み方のヒントは?
先ほどもいいましたが、感情のふり幅が大きければ大きいほど真逆の感情も抱くわけです。
同じような言葉で「可愛さ余って憎さ100倍」、愛憎をもっとよく表せている「愛憎は紙一重」なんて言葉もありますね。
可愛く見えるのは、その人その人の感情なので、見た目がキュートとかの問題ではありません。まさしく「愛」という感情の問題です。
「愛憎」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「愛憎」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あいぞう」
です!
ちなみに同じ読み方をする漢字で、本や漫画のコレクション向けの豪華な物を「愛蔵版」といいます。
こちらはまさしく「愛」だけが詰まっていますね。
2問目はこの漢字!「曇天」
「曇天」と書いて、なんと読むか分かりますか?
曇り空(くもりぞら)というイメージで合っています!
そして、耳でも聞いたことがある言葉だと思います。
雲った天気と書いて、「曇天」はなんと読むでしょうか?
「曇天」読み方のヒントは?
「曇天」とは、くもった空の事です。
空が雲に覆われて昼間でも薄暗い感じの天気の時です。
夜でも、雲に覆われてしまってお月様がなかなか見えない時は「曇天」ですね。
「曇天が空を覆っている」
「曇天続きで気が滅入る」
など、雨こそ降ってないけど雲で太陽の光が届かず、どんよりとした天気の時に使います。
反対の言葉でいうと「晴天」ですね。
曇天の日が続くと、なんだか心まで暗くなってしまいます。
もちろん、曇り空でも正解ですが、曇天には『心が晴れないこと』という意味も含まれていますので、よりうんざりした気持ちを表現できるでしょう。
「曇天」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「曇天」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「どんてん」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「敢えて」
「敢えて」の読み方をご存じでしょうか?
「果敢(かかん)」の「かん」ですが、もちろん「かんえて」ではありませんよ。
今回はそれほど難読ではないと思いますが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「敢えて」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇えて」の3文字
- 「押し切って」という意味です。
- 「敢えて言うまでもありませんが」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「敢えて」の読み方!正解は!?
正解は「あえて」です!
意味はヒントでも示したように「押し切って」や「遠慮しない」「積極的に」など。
「敢えて」は「敢て」や「肯て」と書く場合もあり、いずれも同じ意味になります。
以下は「敢えて」を用いた例文です。
- 私が敢えてこの会議に参加したのは、言いたいことがあったからです
- 大学へ行かずに、敢えて中小企業に就職しました
- 今後を考えて、その日は敢えて新人に仕事を任せました
また、敢えての類語には「たって」「強いて」「押して」などがあります。