今回のお題は「爪弾き」「扠」「烏骨鶏」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「爪弾き」
「爪弾き」と書いて、なんと読むか分かりますか?
三味線やギターなどの弦楽器を指先で弾くことを(つまびき)(つめびき)といいますが、それとは違って、楽器に縁のない人でも聞いたことのある言葉だと思います。
さて、「爪弾き」と書いて、なんと読むでしょうか?
「爪弾き」読み方のヒントは?
「爪弾き」とは、嫌悪、軽蔑、非難すること、また、ある特定の人を嫌って排斥することです。
いわゆる仲間外れですね。
男子はそうでもないかもしれませんが、女子にとって爪弾きにされることは非常に辛い事です。
大人になれば、群れることに嫌気がさして一人で過ごすのも快適と思えますが、学生時代はいかに爪弾きにされないかという事だけを考えていた人も多いのではないでしょうか?
もう一度言いますが、大人になれば些末なことです。
そして爪弾きにする人の方が問題であると思えるでしょう。
「爪弾き」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇き」です。
さて、もうわかりましたか?
「爪弾き」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「つまはじき」
です!
「爪」という漢字は、(そう)(しょう)(つめ)(つま)と読むことができます。
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「扠」
「扠」って何て読むかわかりますか?
(また)ではありません。
「夜叉」(やしゃ)の(しゃ)でもありません!
実はある接続詞を漢字で表現したものです。
さて、何と読むのでしょうか?
「扠」の読み方のヒントは?
一つの話題が終わって、次の話題に移るときに前置きとして使います。
また、前述した内容とは反する内容を言うときもありますよ。
実は、ここまでの文章の中に書いてしまいました!
さあ、何と読むか分かりましたか?
「扠」の読み方、正解は……
正解は……
「さて」
です。
「冗談はさておき、本題に入ります」と言ったことはありませんか。
「扠置き」と書いて(さておき)と読みます。
「さて、来週のサザエさんは……」
「さて、どうしたものか……」
「さて、何から始めようか……」
このような言葉を聞いたことはありませんか?
また、言ったことがある人もいるではないでしょうか?
何気なく使っていた、(さて)に「扠」という漢字があったことに驚きました。
日常的に使っている言葉でも、漢字を知らないものもたくさんあります。
少しずづ覚えていきたいですね!
この記事で漢字が少しでも馴染みのあるものになりますように……。
最後までお読みいただきありがとうございました。
最後はこの漢字!「烏骨鶏」
「烏骨鶏」・・・
この漢字3文字でできた単語の中に、「鳥」も「鶏」も含まれているんだから、絶対に「とり」の名前!
そう思ったあなたは、するどい!
その通り「とり」ではあるんですが、どんな「とり」なんでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
「烏骨鶏」の読み方のヒントは・・・
それではヒントです!
「烏骨鶏」の漢字をよくよく見直してください。
「烏骨鶏」の1文字目は、「鳥(とり)」ではないんです!!
「鳥」ではなく、「烏(からす)」なんですよ。
横線が一本ないのがわかりますよね。
そして「鳥(とり)」が鳥類全般を指すのに対し、「鶏」は「にわとり」の仲間を指すんです。
つまり「烏(からす)の骨(ほね)の鶏(にわとり)」というわけです。
どんな鶏(にわとり)なんでしょう?
「烏骨鶏」の読み方の答えは・・・
正解は、「うこっけい」でした!
烏骨鶏(うこっけい)は、白いふわふわな毛でおおわれた鶏です。
ところがそのふわふわな毛の中、骨はまるで烏(からす)のように真っ黒なんですって!
だから「烏(からす)のように黒い骨(ほね)の鶏(にわとり)」という意味の「烏骨鶏」という名前なんですよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!