本日の難読漢字クイズは…
「お慫め]「慝」「青龍蝦」」です!
全て読めたら漢字マスター!
目次
1個目の漢字はこれ!「お慫め」
「お咎め(おとがめ)」に似ていますが…
少し違いますね。
早速ヒントを見てみましょう!
「お慫め」の読み方のヒントは?
1.「お慫め」をひらがなにすると、「〇〇〇め」文字になります。
2.「お慫め」と関連する日本語には、「レコメンド」「奨励」「推奨」などがあります。
3.「こちらの商品をお慫めします」のように使います。
正解は…
正解は「おすすめ」でした!
「お慫め」とは、推薦したいものがある場合、相手に働きかける際に使う言葉です。
インターネットでも、『おススメ〇選!』という記事をよく見かけます。
お薦め、お勧め、お奨めなど、「お慫め」を表す漢字もたくさんありますね。
なお、ビジネスシーンで用いるときは要注意!すでに敬語なので、「お慫めいたします」は実は間違いで、シンプルに「お慫めします」が正解です。
「慫」の音読みは「ショウ」「シュ」、訓読みは「慫く(おどろく)」「慫める(すすめる)」、漢検1級、15画の漢字です。
「慫」の上部文は「從(従の旧字体)」、縦に伸びることをあらわします。下部分は「心」です。つまり、縮んだ心を伸ばすことを意味しています。
機会があったらぜひ「お慫め」を使ってみてください!
2個目の漢字はこれ!「慝」
「慝」です!
日常会話で使う機会は少ないかもしれません。
でも、きっと知ってる言葉です!
「慝」の読み方のヒントは?
1.「慝」をひらがなにすると、文字になります。
2.「慝」に関連する日本語には、「いんちき」「不正」「いかさま」などがあります。
3.「実は一瞬だけ、慝な考えが浮かんだんだけどね」のように使います。
正解は…
正解は「よこしま」でした!
「慝」とは、 正しくないこと、道にはずれていること、その様子です。また、単に横方向であることも意味します。
もともと「横しま・横さま」と書きました。「さま」は方向です。
行いや考えが人の道を外れている人を「慝」な人といいますね。
「慝」の上部文は匿名の「匿」、囲いの中に柔らかな桑の葉っぱを隠すことを示します。下部分は「心」、いわゆる下心です。
「慝」の音読みは「トク」「ジョク」「ニキ」、訓読みは「よこしま」「慝い(わざわい)」「慝い(わるい)」、漢検1級、14画の漢字です。
「慝」を使った日本語
隠慝(いんとく):隠してはいけないことを包み隠すこと
姦慝(かんとく):邪悪、悪人、隠れた罪悪
私慝(しとく)…人に知られないかくれた悪行
慝淑(とくしゅく)…よいことと悪いこと、善と悪
3個目の漢字はこれ!「青龍蝦」
最後の難読漢字クイズは…
「青龍蝦」です!
好き嫌いがものすごく分かれるものです…
「青龍蝦」の読み方のヒントは?
1.「青龍蝦」をひらがなにすると、文字になります。
2.「青龍蝦」は、北の海域に分布します。
3.「青龍蝦」を英語にすると「mantis shrimp」、イタリア語では「canocchia」になります。
正解は…
正解は「しゃこ」でした!
「青龍蝦」とは、お寿司でお馴染みの甲殻類です。
一般的には「蝦蛄・シャコ」と書きますね。
熊本県ではシャク、福岡県の一部ではシャッパ、青森県や北陸3県ではガサエビと呼ばれます。
「青龍蝦」はエビやカニに似ていますが、ハサミを持っていないのが特徴です。
お寿司の「青龍蝦」は、あっさりした味と食感ですが、見た目から苦手な人も多いようです。
寿司ネタだけでなく、塩茹でにしたり唐揚げにしても美味しいですよ!また、補脚の肉は「シャコツメ」と呼ばれ珍味として知られています。
「青龍蝦」は、茹でると石楠花(シャクナゲ)のような紫褐色に染まるため、江戸時代「シャクナゲ」とも呼ばれていました。
「蝦」の音読みは「カ・ガ・ゲ・ケ」、訓読みは「えび」「がま」、漢検準1級、15画の漢字。