今回の難読漢字は「靱やか」「驥足」「阿蘭芹」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「靱やか」
「靱やか」と書いて、なんと読むか分かりますか?
靱やかさを身に付ければ、鬼に金棒です!
最近では人間も靱やかに強くなることが一番だといわれています。
さて、「靱やか」と書いてなんと読むでしょうか?
「靱やか」読み方のヒントは?
考えや対応が柔軟な様子のことも、「靱やか」といいます。
昔の教育はとにかく強くなるように、一方的に抑え込むやり方でしたが、
最近では靱やかに強くなることが一番だといわれています。
弾力に富んで、よくしなり、それでも元に戻ろうとする強い力を蓄えると、挫折も軽々と乗り越えられるようになります。
あまりに硬すぎると、折れると戻らないですからね。
「靱やか」は、動作がごつごつしていない様子という意味もあります。
何事も「靱やかな身のこなし」ができるようになるのが理想ですね!
「靱やか」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇やか」です。
さて、もうわかりましたか?
「靱やか」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「しなやか」
です!
他にも態度が上品で洗練されているという意味もあり、「靱やか」という言葉はほぼ誉め言葉として受け取っていいでしょう。
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「驥足」
「驥足」
これ、何と読むかわかりますか?
普段は使わない漢字が含まれるこの言葉。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「驥足」読み方のヒント!
「驥足」は、「驥」の文字が見慣れないですよね。
なんとなく「しゅんそく」「いそく」なんて読んでいませんか?
「足」を「そく」と読むのは正解なのですが、
「驥」はひらがな1文字で読みます。
さて、あなたは何と読みましたか?
「驥足」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「きそく」
です!
「驥足」は、
「優れた才能や、優れた才能を持つ人」という意味の言葉です!
もとは古事に言い伝えられる「一日千里も走る馬」の足の力を表した言葉なのだとか。
それが転じて、すごい才能があることを示した言葉になりました。
現在は「驥足をのばす」という慣用句で使われることが多い言葉。
こちらは少し意味が変化し、
「優れた才能を持つ人が、その才能を発揮すること」
「自由気ままに振る舞い、行動すること」
のどちらの意味も持ちます。
特に「自由気まま」の方は、音だけ聞いて
「規則をのばす」と勘違いされがちな言葉です。
きちんと使い分けましょう!
ちょっと読みにくいけれど、覚えてしまえば簡単な「驥足」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後はこの漢字!「阿蘭芹」
「阿蘭芹」の読み方をご存じでしょうか?
「あらり」と読むのはもちろん間違いですよ。
「芹(せり)」という漢字が使われているので、せりの一種でしょうか…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「阿蘭芹」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 通常はカタカナで書きます
- 世界で最も使用されているハーブ
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「阿蘭芹」の読み方!正解は!?
正解は「パセリ」です!
「阿蘭芹(パセリ)」には他に「旱芹菜(パセリ)」や「旱芹(パセリ)」という表記もあります。
ヒントでも紹介したように、パセリは最もポピュラーなハーブ。
カフェやレストランでもよく見かけますね。
パセリの歴史は非常に長く、古くは紀元前から食されていたとか。
ビタミンやカルシウムといった栄養面でも優れているので、料理の彩りだけの役割ではもったいないです。
サラダや和え物、また、ドレッシングの材料としても積極的に使いたいものですね。