「汚瀆」の読み方をご存じですか?
「汚」という漢字は「きたない」「よごす」などの意味がありますが、「瀆」はあまり見かけない漢字です。
いったい何と読むのでしょうか?
「汚瀆」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「お○く」の3文字
- 音読みです
- 「瀆」は「冒瀆」という使い方もあります
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「汚瀆」の読み方、正解は・・・
正解は
「おとく」
です!
「汚」という漢字は「よごす」「けがす」という意味で、「瀆」という漢字は「溝」「けがす」「あなどる」などの意味があります。
「汚瀆」は同じような意味の漢字を合わせて「よごす」「けがす」という意味を持つ言葉です。「汚い溝」という意味で使われることもあります。
なお「汚涜」と表記することもありますが、「涜」は「瀆」の異体字なので同じ意味になります。
「汚瀆」と「汚染」の違い
「汚瀆」という言葉は「水質汚瀆」などという使い方をしますが、「汚染」とはどう違うのでしょうか。
「汚染」は自然環境に良くない変化を引き起こす混入物が入る、という意味で、意図せずに結果汚してしまうこともあります。
一方、「汚瀆」は原因が明らかで「汚している」という意味合いが強いです。
特に自然環境を汚すことは避けたいなと思いつつ、「汚瀆」の読み方と意味を是非覚えておいてくださいね。