今回のお題は「襠」「葡萄牙」「着熟す」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「襠」
「襠」の読み方をご存じでしょうか?
「しかけ」や「うちかけ」とも読みますが、2文字の読み方を正解とします。
日常生活でよく使う言葉ですよ。
さて、あなたには読むことができますか?
「襠」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇」の2文字
- バッグを買う時に必ず確認しますよね?
- 小さい袋だけど〇〇があるから意外と入ります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「襠」の読み方!正解は!?
正解は「マチ」です!
バッグや袋物、財布などの胴体と前後をつなぐ奥行きの部分を、「襠(マチ)」と呼びます。
十分なマチがあるかどうかで収納量が大きく違ってくるため、バッグや財布を購入する際には必ず確認する方が多いのではないでしょうか?
「襠(マチ)」はもともとは、衣服や袋物の布幅や厚みが足りない部分に入れ込む布を指す言葉でした。
現代でも、シャツの胸ポケットなどに四角や三角の布が取り付けられているものを見ることがあるでしょう。
2問目はこの漢字!「葡萄牙」
「葡萄牙」はその字の通り「ぶどうきば」としか読めない!
・・・ですが、残念ながら間違いです!
ある国の名前を表す漢字なんです。
「葡萄」が付くから、ワインで有名なイタリア?フランス?それともスペイン?
残念!どれも違います。
何と読むのか、見ていきましょう。
「葡萄牙」の読み方のヒントは・・・?
それでは、ヒントです。
「葡萄牙」は、ヨーロッパのイベリア半島に位置する国です。
スペインと隣接しています。
ワインの生産よりも盛んなのがコルク!
コルクの生産量が世界1の国なんですよ。
首都は「リスボン」です。
さあ、分かりましたか?
「葡萄牙」の読み方の答えは・・・
正解は、「ポルトガル」でした!
中国ではポルトガルを表す「putaoya」の発音に似た漢字を当てて、ポルトガルを「葡萄牙」と表しています。
その中国表記がそのまま、日本でも使われているという訳なんです。
中国では完全に響きの似た漢字を当てているだけなので、「葡萄」に関係する国だという意味はありません。
ちなみにパソコンやスマホで「ポルトガル」と打って変換すると、「葡萄牙」と出てくるので、ぜひ試してみてくださいね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
最後はこの漢字!「着熟す」
「着熟す」の読み方をご存じでしょうか?
「着る(きる)」と「熟す(じゅくす)」で「きじゅくす」と読むのはもちろん間違い。
簡単な漢字でも、組み合わせによっては難読になってしまう一例ですね。
実は、普段の生活で耳にする言葉ですよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「着熟す」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇す」の4文字です
- 自分に似合うように体裁よく衣類を着ること
- 「彼女はまるでモデルのようにドレスを着熟している」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「着熟す」の読み方!正解は!?
正解は「きこなす」です!
「着熟す(きこなす)」とは、自分にしっくりと合うように体裁よく衣類を着ることをいいます。
名詞にすると「着熟し」となり、「あの人は着熟しが良いね」などと使えますね。
「熟す(こなす)」とは、物事をうまく処理するといった意味を持ち「楽器を使い熟す」「仕事をうまく熟す」「技をやり熟す」のようにも使うことができます。