漢字読み講座

【知ってたらすごい!】「糾う」ってなんて読む?「きゅうう」ではない!「あ」から始まります!

「糾う」

「叫」という漢字に似ていますが、意味や読み方はまったく違います。
「糾弾する」の「糾」でもありますが、送り仮名があるときは「きゅう」とは読みませんよ!

「糾う」読み方のヒントは?

「糾う」には糸をより合わせたり、縄をなったりする意味があります。

いとへんにあるように、糸を絡ませるようにして、交え合わせるという意味があるのですね!

読みは「〇〇〇う」で、送り仮名を含めて4字です!

「糾う」の読み方、正解は……

「糾う」の読み方、正解は……

「あざなう」です!

わかりましたか?

有名な故事成語に「禍福はあざなえる縄のごとし」があります。

もっとわかりやすく言うと「不幸と幸福は交互に交え合った縄のようだ」みたいな感じ。

そこから転じて、
「不幸と幸福は交互に訪れるものだ」という意味が含まれるようになりました。

つらいことがあっても、それがずっと続くわけではなくかならず幸福が訪れる……と、前向きなメッセージが込められています。

もし身近で不幸に悲しんでいる人がいたら、ぜひ「禍福はあざなえる縄のごとし」を教えてあげてくださいね。