「乃父」
これ、何と読むかわかりますか?
漢字はどちらも一般的。
でも組み合わさると読み方がわからなくなりますよね……
さあ、あなたは何と読みましたか?
「乃父」読み方のヒント!
「乃父」は、普通に読むと「のふ」「のぶ」「のちち」なんて読みそうですよね。
これらはいずれも不正解・
ポイントとなるのは「乃」の読み方。
ひらがなで2文字の読み方をするのですが……。
さて、あなたは何と読みましたか?
「乃父」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「だいふ」
です!
「乃父」は、
「父が、子に対して自分をいうことば」です!
カンタンにいえば、子どもに対して
「お父さんは〇〇だったんだぞ〜」という話をする時に
「乃父」という言葉を使ったんです。
そもそも「乃」には、「汝 (なんじ)」という意味があります。
「汝」には対等・もしくは目下の人、さらには動物などに対して使う対称のこと。
「汝は」というと「君は」「お前は」「あんたは」などに言い換えられます。
そんな意味を持つ「乃」と男親の意味を持つ「父」が合わさることで
「君のお父さん」という意味になるんです。
古文でよく使われる表現なので、知っていると知的なイメージになる「乃父」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
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