今回の難読漢字は「稟議」「拗ねる」「急度」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「稟議」
「稟議」の読み方をご存じでしょうか?
「りんぎ」と読まれた方が多いかもしれませんが、実は「りんぎ」は慣用読み。
慣用読みとは、間違った読み方が広く用いられた結果、完全な誤りとはいえなくなった読み方のことです。
では、「りんぎ」ではない正しい読み方とは?
「稟議」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です。
- 会議の手間を省く目的で、書類を回覧して承認を求めること。
- 「新たな設備の導入について、稟議に回す」などと使います。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「稟議」の読み方!正解は!?
正解は「ひんぎ」です!
ただし、一般にはほとんどの場合「りんぎ」と読まれています。
ヒントで示したように、稟議とは「会議の手間を省くために書類を回覧して承認を求めること」。
回覧するので「稟議に回す」や「稟議を回す」といった表現がよく使われます。
稟議に回す案件は「個人の一存では決められないけれど会議を開く程ではない」といったもので、高価な備品の購入や、取引先との契約などです。
2問目はこの漢字!「拗ねる」
「拗ねる」と書いて、なんと読むか分かりますか?
手偏に幼いと書いて、「拗」です。
この漢字は、「執拗」(しつよう)「拗れる」(こじれる)なんて使われています。
他にも「拗音」(ようおん)とも読みます。
しかし、「拗ねる」はどの読み方でもありません。
でも意味は合っていると思います!
さて「拗ねる」と書いてなんと読むでしょうか?
「拗ねる」読み方のヒントは?
「拗ねる」とは、ひねくれて強情をはること。
本人は一生懸命の気持ちでも、他人から見るとひねくれているように見えます。
人の言う事に素直に従わずに、不平不満ばかり言っている人のことで、甘えていることに気が付くまで改善しないでしょう。
なので、子供がよく拗ねていますね。
他にも男女の間で、不満が募った時や不信感が出てきた時に、拗ねた態度を取ってしまいがちですが、素直に気持ちを伝えて甘えてしまえば大抵の事は収まると思います。
「拗ねる」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇ねる」です。
さて、もうわかりましたか?
「拗ねる」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「すねる」
です!
素直が一番です!
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「急度」
「急度」って何て読むかわかりますか?
(きゅうど)ではありません。
(きゅうたび)でもありません。
この言葉を聞くと、映画「リング」を連想してしまいます。
「〇〇〇来る~」
というフレーズが有名ですね。
さて、一体何と読むのでしょうか?
「急度」の読み方のヒントは?
意味は「必ず」「確かに」です。
確実に、間違いなくなどの確信を表します。
他にも、希望や期待という意味もあります。
「〇〇〇幸せになります」
「〇〇〇夢を叶えることができるはず」
などです。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「急度」の読み方、正解は……
正解は……
「きっと」
です。
「屹度」とも書きます。
映画「リング」の「きっと来る~」も有名ですが、
山下達郎のが楽曲「クリスマス・イブ」の「きっと君は来ない~」も誰もが知っている歌詞ではないでしょうか。
「クリスマス・イブ」は2015年の時点でオリコンチャートに30年連続でトップ100入りを果たした息の長い名曲です。
「日本のシングルチャートに、連続で最も長くチャートインした曲」としてギネスに認定されています。
現在でも、クリスマスの定番ソングです。
今年もどこかで耳にするのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。