今回は「入水」「蕺」「磚子苗」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「入水」
「入水」の読み方をご存じでしょうか?
「にゅうすい」とも読みますが、今回はもう一つの読み方を正解とします。
「入」も「水」も小学校1年生で習う、最も基本的な漢字ですが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「入水」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 意味は、水に身を投げて自殺すること
- 「入水自殺を図ったとみられる」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「入水」の読み方!正解は!?
正解は「じゅすい」です!
「入水(じゅすい)」とは、海や川などの水に身を投げて自殺することをいいます。
冒頭でお話ししたように、「入水」と書いて「にゅうすい」とも読みますが、「にゅうすい」とは、海やプールなどの水の中に入ることです。
「入水自殺」を「にゅうすいじさつ」と読んでいた方も、意外と多いのではないでしょうか?
漢字には今回のように、同じ文字でも読み方を変えると意味が違ってくるものがたくさんあります。
たとえば「色紙(いろがみ/しきし)」「人気(にんき/ひとけ)」「黒子(くろこ/ほくろ)」など、本当にややこしいですね。
このような漢字は、前後の文章から読みを判断する必要があるので、注意しましょう。
2問目はこの漢字!「蕺」
蕺の読み方をご存じでしょうか?
「しぶき」とも読みますが、今回はそれ以外の読み方でお答えください。
草冠がついているので植物の名前のようですね…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
蕺の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- ハート形の葉と独特の香りが特徴です
- 古くは「しぶき」と呼ばれていたという説も
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
蕺の読み方!正解は!?
正解は「どくだみ」です!
「蕺(どくだみ)」と書いて「しぶき」とも読むことができ、どくだみの古名とも言われていますが、はっきりとしたことは定かではありません。
どくだみは都会でもよく見かけるのでご存じの方も多いでしょう。
湿気の多い日陰に生え、15~35cmの高さがあります。
強い解毒作用を持つため、古くから薬用として用いられてきました。
名前を聞くと毒性があるのかと誤解してしまいますが、実際には薬としての効果はあるものの、毒性は全くありません。
最後はこの漢字!「磚子苗」
「磚子苗」という文字を見て、「苗(なえ)」という漢字や「種子」の「子」という漢字から「何かの植物かな?」と連想した人もいるかもしれません。
植物の名前だと思ったあなたは・・・
正解です!
ある植物の名前なんですが、見慣れない漢字ですよね。
何と読むのか、早速見ていきましょう。
「磚子苗」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです。
「磚子苗」の読み方は、漢字1文字1文字の読み方とは全く異なる、いわば当て字のようなものです。
読み方はひらがなで「〇〇〇〇」の4文字。
こんなヒントでは全く分かりそうにないですよね。
そこで大ヒント!
最初の2文字には、ペットとしても大人気のある動物の名前が入ります。
「猫派と〇〇派、あなたはどっち?」
などとよく話題になる〇〇です。
もう分かりましたか?
「磚子苗」の読み方の答えは・・・
正解は、「いぬくぐ」でした!
「磚子苗(いぬくぐ)」は、カヤツリグサ科の多年草です。
日当たりが良い場所に自生する、いわばたくましく育つ雑草です。
夏から秋にかけて、黄緑色の花穂を傘状に付けるのが特徴です。
きっと見たことがある人も多いはずですよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!