「灰燼」の読み方をご存じでしょうか?
「はいまま」と読んでしまった人は、残念ながら間違いです。
「燼」は「我儘(わがまま)」の「儘(まま)」に似ていますが、よく見ると「火へん」が付いていますよ。
「燼」は余り見かけない字ですよね…
さて、あなたには「灰燼」の正しい読み方がわかりますか?
「灰燼」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 灰や燃え殻のこと
- 「灰燼に帰す」という慣用句があります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「灰燼」の読み方!正解は!?
正解は「かいじん」です!
「灰燼(かいじん)」とは、灰や燃え殻、もしくは建物などが燃えて跡形もないこと。
「灰燼に帰す」という言葉を聞いたことがある人は、多いのではないでしょうか。
「灰燼」という単語は単独で使われることはほとんどなく、通常は「灰燼に帰す」(燃え尽きて跡形もなくなる)という慣用句の形で使われます。
「灰」は「すべて燃えた後に残るもの」、「燼」は「燃えさしや燃え残り」を意味します。
この二つの言葉を組み合わせた「灰燼」は、意味をいっそう強調するための表現と言えるでしょう。
