今日の難読漢字は
「欷歔」
「誣謗」
「諾威」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「欷歔」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2024/04/toi_kanji_481.jpg)
「欷歔」は、一見どう読んでいいかさっぱりわかりませんよね……。
ところが、ルールが分かれば思った以上に簡単に読めるんです!
そのルールとは「漢字の左側の部分を読むこと」!
さて、あなたは何と読みましたか?
「欷歔」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「ききょ」
です!
「欷歔」は、
「すすり泣くこと」「なげく」という意味の言葉です!
実は「欷」と「歔」、どちらも「すすり泣く」という意味があります。
同じ漢字を重ねることで、意味を強調している言葉です。
それぞれの漢字の左側「希」「虛」を読むと、正解の「ききょ」になりますよ。
どちらも漢字検定では1級相当という、かなり難しい漢字!
ヒントなしで正解できた方は、相当漢字がお好きな方ではないでしょうか?
似たような言葉として「欷泣(ききゅう)」という言葉もありますよ。
難しい漢字な上に、漢詩や訳詩などで使われるため、
普段から見聞きする言葉ではありません。
使う機会は少ないけれど、読めたらかっこいい「欷歔」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「誣謗」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2024/04/toi_kanji_482.jpg)
「誣謗」は、「みぼう」などと読んでしまう方がいるのでは?
コレは間違い。「謗」の読み方は合っているのですが、
「誣」がちょっと難しいかも。ひらがな1文字なのですが……。
さて、あなたは何と読みましたか?
「誣謗」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「ふぼう」
です!
「誣謗」は、
「事実をまげてそしる」という意味の言葉です!
「そしる」とは、人のことを悪く言ったり、非難してけなしたりすることを言います。
一般的によく知られているのが「誹謗」ではないでしょうか。
「誹謗中傷」などの言葉が知られていますよね。
「誹謗」は「根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つける」という意味があり、
「誣謗」とよく似ています。
「誣謗」には作りごとなど、ないことをでっちあげて非難するという意味が強め。
妄信や勘違いなどと違い、悪意が強い言葉です。
もし周りに誣謗をしてくる悪意のある人間がいたら、
すぐに遠ざけることをおすすめします!
使う機会が少ない方がいい「誣謗」ですが、覚えておいて損はなし!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「諾威」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2024/04/toi_kanji_483.jpg)
「諾威」を「だくい」と読んだ方はいませんか?
正解はまったくの別物。実はとある国の名前なんです!
北欧のとある国なのですが……。
さて、あなたは何と読みましたか?
「諾威」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「ノルウェー」
です!
「諾威」は、
「ノルウェー王国」のこと!
ノルウェー王国は、北欧三国の一端を担う国です。
首都はオスロで、スウェーデン・ロシア・フィンランドと国境を接しています。
古くはヴァイキングがいた国でもあり、
長い歴史とその歴史が育んだ独自の文化をもっています。
日本人にとってお馴染みなのが『ノルウェイの森』!
村上春樹の代表作であり、タイトルの元ネタである
ビートルズの『Norwegian Wood』も有名ですよね。
また、ノルウェーで有名な画家といえば、エドヴァルド・ムンク!
「叫び」という作品が有名ですが、この作品のインスピレーションを受けたのも、
ノルウェーのオスロだったのだとか。
意外と馴染み深い「ノルウェー」。
ぜひ漢字も覚えて、スマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/01/26482743_150_0.jpg)