今日の難読漢字は
「既の事」
「伊弉冉尊」
「鶚」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「既の事」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2024/04/toi_kanji_485.jpg)
「既の事」は、「すでのこと」と読んだ方が大半ではないでしょうか?
間違いがちなのですが、正しい読み方は「すでのこと」ではありません。
ポイントは「既」の読み方!
さて、あなたは何と読みましたか?
「既の事」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「すんでのこと」
です!
「既の事」は、
「もう少しのところで」という意味の言葉です!
例文としては
「既の事で大事故につながってしまうところだった」
「既の事で忘れ物を防げた」
など「ギリギリ間に合った!」という場面で使うことが多いですよ。
「既」という漢字。
「既に」と書くと「すで」と読むので、訓読みを「すで」だと思っていませんか?
実はこの漢字単体では「すで」とは読まないんです!
試しにパソコンやスマホで「すで」と打って予測変換してみてください。
「既に」は出てきても、「既」では出てこないはず。
それもそのはず、正しい読み方は「すんで」なのです!
知っているつもりでも、意外に知らないのが漢字の読み方。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「伊弉冉尊」!
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「伊弉冉尊」は、日本神話に出てくる登場神の名前!
みなさんも日本史の授業やテレビなどで、
一度は耳にしているはずです。
さて、あなたは何と読みましたか?
「伊弉冉尊」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「イザナミノミコト」
です!
「伊弉冉尊」は、
「日本神話の女神で、イザナギノミコトの妻」です!
日本神話において、主要な登場人物の一人「伊弉冉尊」。
国生み・神生みができるため、
イザナギとの間に、日本国土を形づくる多数の子をもうけたとされています。
日本で最古の歴史書『古事記』の冒頭部分「国生み神話」において、
二人のエピソードが描かれており、
日本史や古典などで知っている方が多いかもしれません。
さらに日本で最初に結ばれた夫婦であるため、
「伊弉冉尊」をお祀りしている「熊野大社」は縁結びの神社として知られています。
また、多くの子どもをなしたことから、子授かりのご利益もあるとされていますよ。
日本の歴史に大きく影響している「伊弉冉尊」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「鶚」!
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「鶚」は、とある肉食の鳥の名前!
タカの仲間であり少しマイナーな鳥ですが、
実は『日本書紀』にも登場するほど、古くから日本で見られる鳥なんです。
さて、あなたは何と読みましたか?
「鶚」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「みさご」
です!
「鶚」は、
「タカ科の仲間の鳥」という意味の言葉です!
水辺にすんでおり、急降下して魚を捕らえる姿から「魚鷹(うおたか)」とも呼ばれます。
『日本書紀』では「覚賀鳥」という名前で登場し、
背面は深い茶色、頭と体の下側が白い羽毛で覆われ、胸に褐色の斑点があるのが特徴です。
「みさご」と聞くと耳馴染みがないかもしれませんが、
実は英名は聞いたことがあるはず。
それが「オスプレイ」!
米軍所有の垂直離着陸ができる航空機に付けられた名前です。
これは、鶚が垂直に降下して魚をとる習性があることから
名付けられたのだとか。
日本に古くからいる鳥なのに英名の方が有名なのは、なんだか不思議ですよね。
これを機にしっかり日本語名である「鶚」も
スマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!
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