「瀕する」の読み方をご存じでしょうか?
「瀕」という字は「瀬戸内海」などの「瀬(せ)」という字に似ていますが、「せする」と読むのは間違い。
「瀕」を「せ」と読むことはできません。
読み方を知れば、あなたもきっと知っている言葉ですよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「瀕する」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇する」の4文字
- 何かがすぐ近くに迫っている状態
- 「危殆に瀕する」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「瀕する」の読み方!正解は!?
正解は「ひんする」です!
「瀕する(ひんする)」とは、何かがすぐ近くまで迫っている状態、重大な事態におちいろうとしていること。
「瀕」という字には「せまる、近づく」などの意味があるため、熟語だと「瀕死(ひんし)」は「死にかかっている」という意味です。
また、ヒントの3番に示した「危殆(きたい)に瀕する」は「非常に危険な状態にある」という意味。
「我が国の経済状況は危殆に瀕している」などといいます。
よく使われる慣用句なので、知らなかった方は「瀕する」の読み方と併せえて覚えておいてくださいね。
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