今日の難読漢字は
「枳殻」
「稚海藻」
「眼間」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「枳殻」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2024/05/toi_kanji_497.jpg)
「枳殻」は、とある植物の名前です。
中国原産ですが、古くから日本に渡ってきており
万葉集にも記載があるのだとか!
読み方は、ひらがな4文字。
「ただから」とは読みませんよ!
さて、あなたは何と読みましたか?
「枳殻」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「からたち」
です!
「枳殻」は、
「ミカン科カラタチ属の落葉低木」という意味の言葉です!
有名なのが「からたちの花」という童謡!
北原白秋作詞、山田耕筰作曲で、聞いたことがある方も多いはずです。
ミカン科であることから、大きな実をつける木でもあります。
ただ、苦味と酸味が強く食用にはならないそう……
そのかわりに、酒につけて果実酒として利用されることはあるそうですよ。
また未熟な果実を乾燥させたものは漢方として使われます。
健胃作用や利尿作用、発汗作用などがあるとされているそうです。
かつては生垣として使われることも多かった枳殻ですが、
現在はあまり見かけなくなっています。
とはいえ幹事の知識としては備えておいて損はなし!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「稚海藻」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2024/05/toi_kanji_498.jpg)
「稚海藻」は、文字が見慣れないので、珍しい海藻や植物だと思ってしまいますよね。
でも正解は、暮らしに馴染み深いものですよ。
ヒントは「味噌汁の具材の大定番」!
さて、あなたは何と読みましたか?
「稚海藻」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「わかめ」
です!
「稚海藻」は、
「チガイソ科の大型海藻の一種」という意味の言葉です!
味噌汁や酢の物などに使わる、あのわかめです!
もしかしたら、今日食べた方がいるかもしれませんよね。
実は日本では昔、わかめを「和海藻」と書いていたそうです。
ところが「若い時の葉がおいしい」ということから
「稚海藻」と書くようになったのだとか。
現在では「稚海藻」よりも「わかめ」「ワカメ」と書いたり、
漢字の場合でも「若目」と書いたりします。
そのため「稚海藻」は見慣れないかもしれませんね。
ちなみに「チガイソ」という海藻もあるのですが、
これはワカメとは全く別の海藻なので注意しておきましょう!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「眼間」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2024/05/toi_kanji_499.jpg)
「眼間」は、古文で登場する言葉です。
実は同じ意味・読みで別の漢字もあるんですよ。
それが「目交い」!
(表記としては「目交ひ」です)
さて、あなたは何と読みましたか?
「眼間」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「まかない」
です!
「眼間」は、
「目と目の間」という意味の言葉です!
この意味が転じて「目の前」や「まのあたり」という意味でも使われます。
『万葉集』では
「いづくより 来たりしものそ まかないに もとなかかりて 安眠(やすい)しなさぬ」
と読まれています。
それだけ古くから使われている言葉なんです。
現代で「まかない」と聞くと、
どうしても「職場で出される食事」という印象が強いですよね。
ところがこちらの漢字は「賄い」。
同じ音でも意味や漢字が全く違うので、勘違いしないように注意しておきしましょう!
現在はなかなか使うことのない「眼間」ではありますが、
だからこそ知っておけば博学へ通じると思いませんか?
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!
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