「卯建」の読み方をご存じでしょうか?
素直な方はそのまま「うけん」と読んでしまいそうですが、残念ながら間違い。
「卯」という字を見かけるのは丼物で有名な「なか卯」ぐらいなので、なかなかの難読ですね。
しかし読み方を聞くと、意外なことに日常でちょくちょく耳にする言葉なのですが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「卯建」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 「卯建が上がらない」という慣用句があります
- 「卯」は「う」と読んでOK
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「卯建」の読み方!正解は!?
正解は「うだつ」です!
「うだち」と読む場合もあるそうですが、現代ではほとんど「うだつ」と読まれています。
「卯建(うだつ)」とは東洋伝統家屋の屋根の小さな柱のことで、火災の多かった江戸時代に防火壁として取り付けられていたものです。
卯建を設置するにはかなりの出費を伴ったため、富の象徴であるとされていました。
「地位があがらない」「生活がよくならない」「今ひとつぱっとしない」といった様子を「卯建が上がらない」と言うのは、屋根に取り付ける「卯建」に由来していたのですね。
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