「縋る」の読み方をご存じでしょうか?
「縋」は滅多に見かけない字ですね。
「迫」にちょっと似ていますが「せまる」と読むのはもちろん間違いです。
打ち出の小槌(こづち)などに使われる「槌(つち)」にも似ていますが「槌」は木編で「縋」は糸編ですね。
しかし、読み方を聞くと普通によく聞く言葉なんですよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「縋る」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇る」の3文字です
- 手すりにしがみつくことを「手すりに縋る」とも言います
- 「わらにも縋る」という慣用句はよく耳にします
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「縋る」の読み方!正解は!?
正解は「すがる」です!
通常はほとんどひらがなで表記するため、なかなかの難読でした。
ただ言葉としては日常で使われているので、ヒントを読んだらすぐにピンと来たのではないでしょうか。
「縋る(すがる)」とは「頼りになるものにつかまる」や「同情や援助を求める」という意味です。
ヒントに示した「わらにも縋る」という慣用句は「せっぱつまって通常は頼りにならないものにも頼る」という意味です。
また「袖(そで)に縋る」は「同情に訴えて助けを求める」という意味で、こちらもよく使われる慣用句です。
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