今回のお題は「真偽」「蓆」「呏」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「真偽」
「真偽」の読み方をご存じでしょうか?
「しんい」と読み間違えている方も多いようですが「真意(しんい)」と混同しているのが原因かもしれません。
さて、「真偽」の正しい読み方があなたにはわかりますか?
「真偽」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 「本当と嘘」「真実か嘘か」といった意味です
- 「ことの真偽を確かめる」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「真偽」の読み方!正解は!?
正解は「しんぎ」です!
「真偽(しんぎ)」とはヒントに示したように、「本当と嘘」や「真実か嘘か」といった意味になります。
混同しやすい「真意(しんい)」の方は「本当の気持ち」といった意味です。
以下は真偽を使った例文です。
- 真偽の程は定かではないがこの地に古代都市があったらしい
- 彼の名前は真偽が明らかになったら話します
- 週刊誌が真偽不明なことを書き立てている
また、真偽の類語には「虚実(きょじつ)」があります。
2問目はこの漢字!「蓆」
「蓆」の読み方をご存じでしょうか?
チラッと見て「せき」と読んでしまった方はよく見て下さい。
「席」に草冠がついていますよね…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「蓆」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- イグサなどを編んで作った敷物のこと
- 「針の〇〇〇」という慣用句があります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「蓆」の読み方!正解は!?
正解は「むしろ」です!
「蓆(むしろ)」とは、藁(わら)やイグサなどを編んで作った敷物のこと。
また、風流な会合の席を「蓆」と呼ぶ場合もあります。
「むしろ」の漢字表記には「蓆」の他に、「筵」「莚」「席」があり、いずれも同じ読み方が可能です。
一般には「筵」という字がよく使われていますね。
ヒントで紹介した「針の蓆」とは「まるで針の蓆に座っているかのようにいたたまれない」という意味を示す慣用句。
たとえば「私のミスで部署の皆に迷惑をかけてしまい、まるで針の蓆に座っているようだった」のように使います。
最後はこの漢字!「呏」
「呏」の読み方をご存じでしょうか?
音読みでは「しょう」とも読めますが、通常は違った読み方をします。
漢字検定1級レベルの超難問です!
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「呏」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 通常はカタカナで書きます
- 液体の体積を表す単位です
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「呏」の読み方!正解は?
正解は「ガロン」です。
「呏(ガロン)」とは、アメリカ、イギリス、カナダなどで使われている液体の体積を表す単位。
英語表記は「gallon」で省略形は「gal」です。
1ガロンはアメリカでは約3.785リットル、カナダやイギリスでは約4.546リットルと結構な量になります。
欧米の映画やドラマで、大量の飲み物が売られているのを見たことがありませんか?
ガロン単位で売っているため、日本人には考えられない大容量になるんですね。
ちなみに日本で使用できるガロンの定義はアメリカ基準で「1ガロン=約3.785リットル」です。