「特け」
「特別(とくべつ)」「特に(とくに)」などでよく使われるため「とくけ」と読んでしまいそうになるかもしれませんが違います。
実はよく聞く言葉なのですが、なんと読むかわかりますか?
「特け」読み方のヒントは?
ヒントは、「特に」と似た意味でビジネスシーンやフォーマルな場面で使われる4文字の言葉です。
類語は
「ひときわ」
「格段に」
などが挙げられます。
「特け」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「とりわけ」
です!
「今年の夏は暑いけれど、特け昨日は暑くて大変だった」
このように、いくつかの中から一つを選んだり強調したりする時に使われます。
「特に」と同じ意味を持っているためほとんどの場合は置き換えて使えますが、実は使う場面によって置き換えができないこともあります。
先ほどの例文の「特け昨日は暑い」のように自分の意志では変えられないことは「特け」を使います。
一方、自分の気持ちや意思が入っている場合は「特に」を使います。
「みんなにもあげるけど、特にあなたには多くあげるね」
この例文のように意思を表す場合には「特け」と置き換えることはできません。
これからは「特に」と「特け」、シーンによってうまく使い分けたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!