「手水」
この言葉は、お寺や神社によく参拝される方にとってはなじみのある言葉かもしれません。
または、おばあちゃんやおじいちゃんが使うところを間近で聞いていた経験がある人も多いのでは?
今日は「手水」の読み方を学びましょう!
「手水」読み方のヒントは?
「手水」とは、お寺や神社で手を清めるためのお水のことです。
参拝前に手水舎で手を綺麗にするのです。
本来の読み方は「てみず」ですが、「てみず」がなまり、現在は別の読み方をすることがしばしばあります。
もし読み方を知らない人でも、国語に強い方なら簡単に想像できるでしょう。
ウ音便の変化ですよ!
「手水」の読み方、正解は……
「手水」の正解は……
「ちょうず」です!
「てみず」がウ音便で変化し「てうず」になり、「てふてふ(ちょうちょう=蝶々)」と同じルールで「ちょうず」と読むようになりました。
ちなみに、神聖な手水ですが、実は「トイレ」のことも「手水」と表現することがあります。
「神聖な神社やお寺周りの言葉を「トイレ」代わりの言葉にしてもいいの!?」
と思いますよね。
実はこれは
「トイレから出たあとに不浄を極めますよ」
という意味で使われていると考えられます。
「トイレに行く」は「お花摘みに行ってくる」や「クマ狩ってくる」など色々な表現が編み出されていますが、人と差をつけたい方は「お手水に行ってくる」と言ってみてはいかがでしょうか。