パッと見、「微妙」などの「微(び)」に似ているこの漢字。
1文字だけということもあり、予想がつきにくいですね。
となると、音読みではなく訓読みになるとは想像できますが、そこから先はまさに「微妙」・・・。
さあ、ヒントを見ながら一緒に考えていきましょう!
「黴」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 訓読みで、「〇〇」2文字です。
ヒント➁ いわゆる「菌」の一種です。
ヒント③ 「青〇〇」、「赤〇〇」など、食品に関するものもあります。
「黴」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「カビ」です!
「黴(カビ)」は、菌類の一つで、私たちの身の回りでは梅雨や冬の時期の結露した状態など、湿気の多い時期・場所に発生しますよね。
しかも、その発生場所は食べ物だけでなく、衣類や浴槽の壁、窓の縁など、ありとあらゆるところに発生するので掃除が大変です・・・。
でもそんな厄介な黴も、発酵食品や薬品(ペニシリンなど)を作るために重要な役割を果たしているのをご存じでしょうか?
食べ物でいえば、青カビを使ったチーズや、「ゴルゴンゾーラ」などのブルーチーズなど。
また、日本酒や醤油、味噌といった多くの日本食でも「日本麹黴(にほんこうじかび)」が利用されるなど、私たちにとってとても大切なパートナーでもあるんですよ!