今日の難読漢字は
「蝗」
「氷菓子」
「商人」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「蝗」!
虫へんに「皇帝」の「皇」と書く、何ともゴージャスなイメージを持つこの漢字。
虫へんがつくからには、何かの昆虫の名前でしょうか。
でも、虫だとしても、かなりの大物なのは間違いないですね!
さあ、この偉大なる「蝗」は何と読むのでしょうか!?
「蝗」の読み方のヒントはコレ!
これは昆虫で、何と食べることもできます。
海外などでは大量発生して農作物を荒らすことでも有名です。
「蝗」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「イナゴ」です!
えー!「虫の皇帝」って書くからてっきりカブトムシのヘラクレスとか想像していたのに、「イナゴ」なの?と少し残念な気持ちになったのは私だけでしょうか・・・。
「イナゴ」は、森や草原などにいるバッタのような見た目をしている昆虫ですが、「稲を食べる害虫」ということから「イナゴ」と呼ばれるようになった説があります。
また、古来より水田から得られる重要なタンパク源として食用としても扱われており、多くの地域で佃煮などで食用とされていることでも有名ですね。
日本では食べられたりしてあまり脅威には感じませんが、海外でイナゴの大量発生による農作物の壊滅状況を目の当たりにしてしまうと、まさに「皇帝」のごとく振舞う様は、まさに「蝗」の字がぴったりですね。
次の難読漢字は「氷菓子」!
暑い夏にはやっぱりコレですね!
うだるような暑さの中を歩いている時、その先にコンビニやスーパーなどを見つけたら思わず直行してしまうアイスコーナー。
昔から、かき氷など子どもが喜ぶアイスがありますが、今回の漢字はまさにそれ!
でも、そのままダイレクトに「こおりがし」とは読みません。
さあ、この漢字はいったい何と読むのでしょうか?
「氷菓子」の読み方のヒントはコレ!
イメージしやすい「かきごおり」ではありません。
これはカタカナ読みです!
「氷菓子」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「アイスクリーム」です!
言われてみればズバリそのままなんですが、「氷菓子」という漢字がもつイメージは、どちらかといえばチョコやバニラというよりも、イチゴやメロンのシロップなどがかかった「かき氷」のイメージが強いと思います。
そんなアイスクリームですが、実は規格があるのをご存じでしょうか?
国によっても多少の違いはあるようですが、日本では乳固形分と乳脂肪分が最も高いものを「アイスクリーム」と呼び、その成分が低くなるにつれ、「アイスミルク」、「ラクトアイス」となっています。
ちなみに、乳成分をほとんど含まずクリーム状になっていない「氷菓」というのもありますので、今度「氷菓子」を買うときにはパッケージを見てみると面白いかもしれませんよ!
最後の難読漢字は「商人」!
すごくシンプルで易しい漢字の「商人」。
どこをどう見ても「しょうにん」ですが、ここは難読漢字の問題ですので、違う読み方にチャレンジしてみてください。
「しょうにん」ではない「商人」、あなたは読めますか?
「商人」の読み方のヒントはコレ!
「あ〇〇〇」の4文字です。
この読み方は関西の方がよく使われています。
「商人」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あきんど」または「あきびと(あきゅうど)」です!
何だか、「べんきょうしてや~」と聞こえてきそうな感じですね。
商人(あきんど)とは、生産者と購入者(消費者)との間に立って商品を売買し、利益を得ることを目的とする事業者のこと。
主に、卸売商や小売商などのような商品売買業者を指しますが、このほかにも運送業や金融業、広告業などの商品を取り扱わない形態も含めて広く考えることもあります。
また、海外の概念では「実業家」や「経営者」との線引きがなく、「商人」との使い分けは慣習として分けていて、興味深いですね。