黄昏。
「昏」という字は「こん」と読み、「夕暮れ時」や「暗い」という意味があります。
となると、「黄色い夕暮れ時」ということでしょうか?
でも、夕暮れってだいたいがオレンジ色のイメージですよね・・・。
そんな「黄昏」、「おうこん」や「きこん」とは読みません。
意味も現象もとても綺麗ですので、ヒントを見ながら一緒に考えてみましょう!
「黄昏」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇れ」の4文字です。
ヒント➁ 赤ちゃんが夕方に泣くことを「〇〇〇れ泣き」と言います。
「黄昏」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「たそがれ」です!
「黄昏」とは、日没直前の雲のない西の空に広がる夕焼けの現象のことをいいます。
突然ですが、黄昏(たそがれ)って、実際に見たことはありますか?
私は、夕方に海の近くを散歩することがよくあるんですが、それはそれは息をのむほどに綺麗な光景です。
海面が夕日でキラキラ輝いている中で、水面を境界線に挟んだ空はまだ青空の部分と夕日のオレンジ色の部分、さらにその間の部分は黄色や赤の何層にも渡るグラデーションカラー。そこにヨットが浮かんでいたりしたら、まさに映画のワンシーンのような美しさです。
「あの人、黄昏ているね(たそがれているね)。」という動詞もできるくらい、しんみりとしちゃう黄昏の時間帯。
ぜひ西の空を見て、黄昏ちゃってください!