漢字読み講座

【さすがに読めますよね??】「弁える」ってなんとよむ?「べんえる」って読んでしまったあなたは…

「弁える」

「弁論」「弁当」「大阪弁」など普段は「べん」と読むことが多い漢字ですが、この場合は一体なんと読むのでしょう。

実は日常的によく聞くあの言葉です。

「弁える」読み方のヒントは?

ヒントは、物事の違いを見分けたり道理を理解し、それにふさわしい態度をする様子に使われます。

類語は

「分別がある」

「節度を保つ」

などが挙げられます。

「弁える」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

 

「わきまえる」

です!

「若いのに礼儀を弁えていて素晴らしい」

「もっとTPOを弁えなさい」

のように使います。

実はもともと「弁」の漢字には「わきまえる」という意味はありませんでした。しかし「わきまえる」という意味の旧漢字「辨」が常用漢字にはないため、代用漢字として「弁」が使われました。

もともと「辨」だった言葉では「弁別」「弁明」「勘弁」などがあります。ちなみに「大阪弁」などの「弁」の旧漢字は「辯」で「のべる・話す」という意味です。

別の漢字が今では「弁」という同じ漢字になっていると思うと興味深いですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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村田幸音
犬と旅と美味しいものをこよなく愛するWEBライターです