「口遊む」
「口」はそのまま「くち」と読んでください。
「遊」という漢字は「あそ(ぶ)」や「ゆう」と読みますよね。ということは、「くちあそむ」?それとも「くちゆうむ」?
残念ながら、どちらも間違いです。
「口遊む」読み方のヒントは?
ヒントは、メロディーや歌などを軽く口に出す様子を言葉です。大きな声ではっきりと歌うわけではなく、軽く声を出す感じでイメージしてください。
類語は
「歌う」
「鼻歌をうたう」
などが挙げられます。
「口遊む」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「くちずさむ」
です!
「最近はやりの歌を口遊みながら作業をした」
「父が口遊んでいた歌のタイトルが思い出せない」
のように使います。
言葉としては聞いたことがあっても、漢字で書くと難しいのではないでしょうか。
ひらがなで書く場合には「くちづさむ」ではなく「くちずさむ」が正解です。
「くちずさむ」の「ずさむ」は、もともとは自由に思うままに振る舞うという意味の「遊む(すさむ)」です。
「口遊む」には「悪口をいう」「ウワサをする」という意味があった時代もあります。まさに「口が自由に思うままに振る舞っている」イメージですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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