睡眠時間が普段から変わらないという方もいれば、中には睡眠時間があるときを境に変わるという方もいます。
それは季節が影響しているために起こっている可能性もあります。
本記事では、睡眠時間と季節の関係について紹介します。
睡眠時間と季節の関係とは?
当然睡眠時間は個人差やその人の日中の活動量によっても異なりますが、季節が理由で睡眠時間が変わっている可能性もあります。
実は、睡眠時間は秋から冬にかけて徐々に長くなりやすく、春から夏にかけて短くなりやすい傾向があります。
睡眠時間が普段より短くなると感覚的に寝たりないと感じてしまうかもしれませんが、かえってもう少し寝れるからと二度寝をしていつもより睡眠時間が長くなってしまう方が健康にはよくありません。
なぜ睡眠時間は季節によって異なるのか?
なぜ季節によって睡眠時間が変わってしまうのかというと、気温ではなく日の出の時間が関係しています。
人は生まれつき体内時計で日の出や日の入りの時間の変化を感じ取って、それに応じて睡眠の長さやタイミングを変える傾向があります。
私たち人間だけでなく、冬眠する哺乳類の多くがこの身体機能を備えています。
そのため、平均して30分ほど睡眠時間にズレが生じる傾向があります。
季節によって日の出や日の入りが変わる
⇒日の出や日の入りを察知して起床する傾向があるため、睡眠時間が若干変わる
睡眠時間に関する注意点
季節によって睡眠時間が変わるからといってあまり気にする必要はなく、いつも通り寝れば大丈夫です。
必要以上に眠ろうとすると睡眠の質が悪化してしまうのでその点に注意してください。
また、季節の変わり目による睡眠時間の変化の理由が日の出や日の入りによるもので、人間の本能として備わっているものだということは、それに逸脱した昼夜逆転した睡眠のとり方をするとそれだけ睡眠の質をよくすることはできないということです。
健康を維持し続けて、日中100%のパフォーマンスで物事をこなしていくためにも、日の出や日の入りに関係ない時間帯に寝るのはできるだけ避けて下さい。
まとめ
季節によって若干の睡眠時間の変化がありますが、これは日の出や日の入りに関係しているためで、30分前後しか変わらないものなので、あまり気にすることなく普段通り寝るように心がけることが大切です。
かえって睡眠時間を意識しすぎてしまうと質の良い睡眠がとれなくなってしまうので、目安程度に考えることをおすすめします。