近年、冷凍食品の進化は凄まじく、
ほとんどお店の味といってもいいくらいのクオリティのものが
スーパーやコンビニで購入できるようになりました。
冷凍スイーツもどんどんおいしくなっているのですが、
普通の料理の冷凍食品と異なる問題点が1つだけありました。
それは、解凍が難しいこと。
普通の料理なら大体熱々にすればおいしいのですが
スイーツは「冷たい温度帯を前提としたもの」が多いんです。
このため、解凍が非常に難しく、レンジ解凍だと加熱ムラができたり
常温解凍だと時間がかかったりという問題を抱えています。
そんな冷凍スイーツ界に革命を起こしたのが
ローソンの「冷凍アップルパイ」、税込399円。
なんとこの商品、レンジ解凍も常温解凍もいらず、
冷凍庫から出したらすぐに食べることができるんです。
パッケージにもしっかり、「レンジ調理不可」の文字。
「冷凍庫から出してすぐ食べられる」旨も明記してあります。
パッケージを開けると中には半円状のアップルパイが2つトレイに入っています。
トレイごと切り分けることができる嬉しい気遣い。
1つ食べたあとも袋を閉めやすいです。
早速食べる…前にとりあえず半分に切ってみました。
冷凍庫でカチカチだったはずなのに、ちゃんと包丁が入ります。驚き!
パイも全くバラバラにならないまま、キレイに切ることができました。
中には白っぽいクリームと大振りの煮りんごが入っています。
クリームはカスタードとホイップのブレンドのようですが
どちらかというとホイップが多い印象で、食べ応えはあっさり。
普通のアップルパイと比べるとだいぶクリームが多いのですが
それほど重くはありません。
クリームもリンゴも、口に当たったときは「凍ってる」という感じなのですが
クリームの方だけすぐにふわりと溶けて
リンゴのシャリシャリ感がさわやかです。
一番驚いたのがパイ生地。
64層にも重ねられたパイ生地は一切潰れていおらず
クリームの近くでもべちゃっとしていなくて、サクサクです。
くちどけが素晴らしかったクリーム部分でも
口入れてすぐは少しだけ冷凍された感じがあったのですが
パイ部分は本当に一切冷凍を感じさせないおいしさです。
何これすごい…!
冷凍庫から出てきてすぐなのに
「アイス」っぽさが全然なく、きちんと「スイーツ」で驚きました。
値段は1個あたり200円弱と、少し高い気もするのですが
コンビニスイーツをいちいち買いにく手間を考えると
この冷凍アップルパイを冷凍庫に常備しておくのは有りだなと感じます。
他にティラミスもあるようなので、ぜひ試してみたいです。