眠りが浅いと途中でちょっとした音で起きてしまったり、起きた時に寝た感じがしないといった経験ありませんか。
眠りが浅い原因にはレム睡眠とノンレム睡眠が関わっています。
今回はレム睡眠とノンレム睡眠について触れながら眠りが浅い理由について解説します。
レム睡眠とノンレム睡眠とは?
レム睡眠は身体は休んでいるけど脳は起きている状態のことで、ノンレム睡眠は脳も休んでいる状態のことを言います。
通常90分間にレム睡眠に入ったり、ノンレム睡眠に入ったりを繰り返します。
寝始めてから3時間はノンレム睡眠の割合が多く、それ以降段々とレム睡眠の割合が多くなってくるため、朝になるとすっきりと起きやすいという風に言われています。
しかし、何らかの要因で寝始めの3時間にレム睡眠の割合が増えることで眠りが浅くなってしまいます。
眠りが浅い原因→レム睡眠>ノンレム睡眠
眠りが浅い理由は?
具体的に眠りが浅くなる原因は以下のものが挙げられます。
・ストレスや環境の変化
・カフェインやアルコール
1つずつ見ていきましょう。
ストレスや環境の変化
ストレスや慣れない環境に不安感を覚えると眠りが浅くなってしまいます。
これは不安感を感じていると体内で多くのアドレナリンが分泌されやすいからです。
アドレナリンは身体を興奮状態にさせるものなので、ノンレム睡眠に入りにくくなってしまいます。
眠りが浅くなって、パフォーマンスが落ちると更にストレスを感じるといった負の連鎖に陥るので、不安なことはすぐに解決するように努めた方が得策です。
カフェインやアルコール
カフェインは覚醒作用があるため、寝る4時間前までに飲むと眠りが浅くなると言われています。
カフェインを摂取しても眠くなるという人も中にはいますが、これは覚醒作用の効果に個人差があるためです。
アルコールについては、むしろ眠りやすいと考える人もいますが、その通り睡眠導入には効果がある一方で睡眠を浅くし、利尿作用によって中途覚醒や早朝覚醒を引き起こすこともあります。
眠りやすいからと寝る前にアルコールを摂取すると、アルコールは耐性が容易に付けやすいことで、入眠するためにと摂取量が増えがちになるので注意が必要です。
まとめ
眠りが浅い理由は、何らかの原因でノンレム睡眠よりレム睡眠の割合が高くなっているためです。
病気の場合は治療が必要ですが、ほとんどの場合は生活習慣に関わることなので、うまく眠れないとか寝たけど寝た感じがしないといった方は生活習慣を見直してみてください!