社会情勢の大きな変化を経て、これまで以上にストレス社会が加速している傾向にあります。
そんな中で、睡眠前に音楽を聴くことで寝つきが良くなると言われ始めていて、試してみて睡眠の質が上がったと答える人もかなりいます。
今回は音楽が睡眠にもたらす効果や寝付きやすい音楽の特徴を解説します。
音楽が睡眠にもたらす効果
睡眠の質は脳波の動き方によって大きく変わってくると言われています。
人の脳波には以下の5つの脳波があります。
1.γ波(ガンマ波):イライラすると出る脳波
2.β波(ベータ波):覚醒している時に出る脳波
3.α波(アルファ波):リラックスした時に出る脳波
4.Θ派(シータ派):浅い睡眠の時に出る脳波
5.δ派(デルタ派):深い睡眠の時に出る脳波
3つ目のアルファ波が活発に働くほど身体がリラックス状態になりやすく、睡眠の質を向上させることに繋がります。
それをサポートしてくれるものの1つに音楽が挙げられます。
寝付きやすい音楽の特徴
寝付きやすい音楽の特徴として、以下の3つのものが挙げられます。
1.歌声が入っていない
2.自然音
3.高周波音を含む音楽
まず歌詞があると、その歌詞の意味を解釈しようとある程度脳が活動し始めるため、歌詞がない音楽の方がリラックスできます。
普段聴いている音楽のインストルメンタルから始めてみても良いかもしれません。
その時はなるべくバラード調の優しい曲の方がいいです。
また、水中の中の音や波の音、川の音、鳥のさえずりなどの自然音はヒーリング音楽として人気が高いです。
自然の音には心地いい癒しのリズムと言われる「1/fゆらぎ」が含まれているため、リラックスしやすいです。
自然音の中には4,000ヘルツ以上の高周波音をあえて組み込んでできた音楽があります。
こういった音楽は特にリラックスしやすくてyoutubeなどで動画検索したら出てくるので、寝る直前に聞き始めるとすぐに寝られるので試してみてください。
まとめ
睡眠時にも人の身体を休めるために働く脳波であるα波が活動していて、この活動を活発にするための1つの方法として音楽を聴くという方法が挙げられます。
動画検索をすれば睡眠用の様々な音楽がヒットして、これらは脳をリラックスさせる高周波を含んだ動画が多いです。
早くぐっすり寝られるようにしたい方はそういった動画から、まずは慣れ親しんだ音楽から入りたい方は普段聴く曲のインストルメンタル音源から試してみてください。
音楽を通じて快適な睡眠をゲットしていきましょう。