睡眠の質を上げる

ペットと一緒に寝るのはNG?睡眠への影響や身体へのデメリットとは?

おうちでペットを飼っている人にとってペットは家族も同然の存在。「いつもそばにいたい~。」「でも…、ペットと一緒に寝ても大丈夫かな?」など気になったことはありませんか?まず一番気になることといえば衛生的なことではないでしょうか。実際、ペットで一緒に寝ることはどうなのでしょうか。今回はペットと一緒に寝るメリットやデメリット、ペットと上手に付き合っていく対処法について詳しく解説していきます。ペット好きな方は是非参考にしてくださいね。

ペットと一緒に寝るメリット

🐾飼い主さん400名に聞いたアンケートで「夜寝るとき、あなたはいつも愛犬と一緒の布団(ベッド)で眠るか」という質問に対して約4割の飼い主さんが、いつも愛犬と一緒に寝ていると答えたそうです。

①一緒に寝ると癒される

②ペットが安心して寝る

③ペットの異変に気付ける

 一緒に寝るデメリットとは

飼い主にとってペットと一緒に寝ることは、癒しであり、コミュニケーションなのかもしれませんが、実際にペットと一緒に寝ることはデメリットがあります。飼い主とペットのデメリットを説明していきます。

飼い主のデメリット

①睡眠の質が低下する

一緒に寝ることでペットを気にして熟睡ができない、寝返りができないなどお互いに睡眠の質を下げてしまいます。特に小さな物音で目が覚めてしまうセンシティブスリーパーの方は、おすすめできません。

②衛生面のリスク

布団や枕などにペットの毛やよだれがつくことでかゆみや湿疹の原因になる場合があります。どんなに清潔に心がけていても散歩のときについたダニやノミがベッドや布団に移ってしまうこともあります。

③アレルギーや感染のリスク

ペットについたノミやダニのせいで飼い主がアレルギーを起こしてしまう場合があります。例えば、ズーノーシス(人獣共通感染症)は犬が感染すると飼い主にも感染してしまう可能性がある病気があり、肺炎や重篤な症状を引き起こすものもあります。

🐈‍⬛ペットにとってのデメリット

①ペットが寝られなくなる

いつも飼い主と一緒に寝ているとペットが他の場所で眠ることができなくなってしまう可能性もあります。

②事故のリスク

飼い主の寝返りによって潰されてしまうリスクがあり、特に小さいペットなどは注意が必要です。寝ているときにペットがベットから落ちてケガをしてしまう場合もあります。

③甘えん坊な性格になる

常に飼い主と一緒にいないと不安を感じてしまうので甘えん坊な性格になってしまい、留守番を上手にできなくなってしまう可能性があります。仕事から帰ってきて、寂しさのあまりいたずらをされてしまう可能性もあります。

 

ペットと一緒に寝る方法とは

ペットと一緒に寝るためには、以下のことに参考に対策するようにしましょう。

①一緒に寝るときは、寝室の飼い主さんのベッドや布団の近くにケージやクレートを置いてあげましょう。

②一緒に寝ない日をつくるようにしましょう。飼い主さんの姿が見えないと落ちつかない、寂しがってベットに来てしまうときは、おもちゃや気を紛らわすものを用意し、そばに行かないようにしましょう。

まとめ

ペットで一緒に寝ることで気持ちが癒されて、コミュニケーションが増えていくので一緒に寝たいという気持ちになりますが、ペットと一緒に寝ることでデメリットも理解していかなければいけません。

飼い主にとってもペットにとってもよい環境で一緒にいることが一番大切です。きちんと対策をとりながら安心して寝られる環境を整えていきましょう。

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