睡眠の質を上げる

仙骨ってどこの骨か知っていますか?仙骨を温めると快眠につながる?

「冬になると手足が冷えて眠れない」「夜中寒くて起きてしまう」など体が冷えてぐっすり眠れなかった経験ありますよね。お風呂でゆっくり湯舟に浸かっても寝るときには、体が冷えてしまう…。

そんなときは、仙骨を温めてみましょう。仙骨を温めることで体が温まり、快眠効果にもつながります。今回は「仙骨を温める」効果について解説させていただきます。

仙骨

仙骨とは、骨盤の中央にあり、脊椎の下部に位置する骨盤の中央に位置する逆三角形の平面状の手のひらサイズの骨で上半身の体重を支えています。また、仙骨周辺は太い血管が集まっていて、骨盤内臓器につながる神経や自律神経に関係する多くの神経が通っている場所でもあります。

仙骨を温める効果

仙骨を温めると骨盤内の血流が良くなるだけではなく、効率的に全身を温めることができます。仙骨を温める効果について以下が挙げられます。

自律神経が整う

自律神経は、日中に活動的なる交感神経とリラックスした落ち着いた状態にするの副交感神経があり、副交感神経節は、首と仙骨になあります。仙骨の周辺は、筋肉や脂肪がつきにくく、骨に直接伝わるため、仙骨を温め刺激することで副交感神経を刺激され、体をリラックスモードへと促されることで快眠効果が期待できます。

内臓の働きが活発になる

仙骨を温めると骨盤内の血流が良くなり、内臓の働きが活性化され、胃腸の働きがよくなり、栄養を吸収しやすくします。また、基礎代謝が上がり、脂肪も燃えやすくなります。

仙骨を温める方法

体の冷え防止や快眠におすすめ「仙骨を温める方法」について紹介させていただきます。是非、参考にして下さいね。

①シャワーで温める

入浴中、湯船に浸かることで仙骨を温めることができますが、髪や洗顔しているときにシャワーの湯を仙骨に当てることでシャワーの水圧で更に温めることができます。

・シャワーのお湯の温度は体温よりもやや高めの40℃くらい

・シャワーの水圧を使って30秒程度当てる

②湯たんぽやホットパックで温める

就寝30分前に湯たんぽやレンジで温めるホットパックなどで仙骨を温めるようにしましょう。電気あんかや電気毛布のように長時間温めてしまうと深部体温が下がりにくくなるため、時間が経つと自然と冷めるものを使うようにしましょう。

③仙骨に使い捨てカイロを貼る

寒い時期や体が寒いときには、仙骨に使い捨てカイロを貼るのがおすすめです。仙骨を温めると全身の血流が良くなり、肩こりや腰の痛み、下半身のむくみにも効果的です。

まとめ

仙骨を温めると内臓の血流がよくなり、短時間で体全身を温めることができます。体の冷えが改善させるとさまざまな体の不調も解消することができます。

また、仙骨を温めることで副交感神経を優位にさせ、自然な眠りへと促してくれる効果があります。是非、今日から試してみましょう。