「アナタは睡眠に満足していますか?」睡眠に満足していない人は増加傾向にあり、日中の疲れやストレスによって睡眠不足になったり、睡眠時間に影響がでてしまうことがあります。それ以外にも季節によって睡眠時間が違ってきます。なぜ季節によって睡眠時間に違いがでてしまうのでしょうか。今回は、季節の睡眠時間や季節の変わり目の睡眠対策について説明していきます。
なぜ季節のよって睡眠時間が違うの?
季節(春〜冬)によって睡眠時間は変わってきます。睡眠時間は秋(9月から2月〕から冬にかけて徐々に長くなり、春から夏にかけて短くなる傾向があります。体内時計が日の出や日の入りの時間の変化を感じとり、最も日の短い冬の12月から1月に睡眠時間が長くなります。反対に最も初夏の6月から7月は、睡眠時間が最も短くなります。体内時計が日の出や日の入りの時間の変化を感じとり、それに合わせて睡眠の長さやタイミングを変える役割をしています。
睡眠の雑学
・日本では、眠くなっていくことを「眠気」と言いますが、韓国では「春困病」と言い、ヨーロッパでは「春の眠気」と呼ばれています。
・最後の晩餐で知られる「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は、ショートスリーパーとされていて、 睡眠時間はなんと1日の90分だと言われています。1度に睡眠をとるのではなく、4時間ごとに15分程度の睡眠をとっていたそうです。
・不眠の世界最長記録は、11日間(264時間)!男子高校生は、2人の友人が付き添い、最後の90時間はスタンフォード大学のウィリアム・デメント教授が立ち会って行われていた。人間の健康を損なう挑戦なのでマネはしないようにしましょう。
季節の変わり目の体調と睡眠対策
季節の変わり目には、体調に変化が出やすく風邪や頭痛で悩まされる方がでてきます。季節によって睡眠時間が異なり、睡眠の質も変動しやすくなります。季節の変わり目は体調に変化がでやすく、体調管理に気をつけていく必要があります。
季節の変わり目に起こる症状
①朝晩の寒暖差
②気象病・天気痛(頭痛)
③日照時間の変化
④花粉症・秋バテ(疲労感や不快感)
⑤自律神経の乱れ(睡眠不足やイライラ)
季節の変わり目の睡眠対策
バランスの取れた食事
なるべく1日3回バランス摂れた食事を摂るように心がけていきましょう。忙しい日であっても朝食は必ず摂るように日常生活の改善をし、栄養バランスの食事をきちんと摂ることで腸内環境を整えてくれるます。睡眠にかかせない自律神経の働きもよくなります。夏は、冷たい食べ物や飲み物の摂りすぎが身体を冷やすので注意しましょう。
朝日を浴びよう
朝、起きたら窓を開けて5分間程度、朝日を浴びることで就寝のときに副交感神経の働きが優位になります。就寝中も心や身体をリラックスさせることができます。
ストレッチや運動をする
散歩やジョギングをしたり、趣味にハイキングや水泳などの運動が効果的です。身体を動かすことで基礎代謝を上げ、友達や夫婦などでコミュニケーションを取りながら行うことでストレス解消にもなります。
まとめ
季節によって睡眠時間に違いがあることや季節の変わり目の睡眠対策について解説してきましたがいかがでしたか。人間は季節によって睡眠時間をコントロールできるようになっていてます。
そして季節の変わり目には、体調が崩れやすくなるため、規則正しい生活や運動に心がけいきましょう。また、朝起きてすぐに日光を浴びたり、昼の休憩時には20分程度の昼寝(パワーナップ)を取り入れたりする方法も効果的です。今回紹介した対策を是非実践してみてくださいね。