夏の睡眠の仕方は人によって様々で、電気代を気にして窓を開けるだけにしたり、タイマー設定でエアコンを付けたり、ずっとエアコンをつけっぱなしにしたりといくつか選択肢があります。
実際のところ、睡眠の質を良くするために、エアコンを寝る時にどう使えばいいか気になるところです。
今回は睡眠時に最適なエアコンの使い方について解説します。
エアコンの睡眠時の使い方
夏場は28度を超えた状態の部屋で寝ていると、夜間熱中症のリスクが高まると言われています。
夜間熱中症は意識がない分、起きてから来るしんどさの反動がかなり大きいので注意が必要です。
そのため、睡眠時にエアコンは必須とも言えます。
実際に睡眠時にエアコンを使う時は、以下のポイントを押さえておくことが大切です。
1.エアコンを朝まで付けておく
2.エアコンの温度を就寝前と後で変える
3.換気をしてからエアコンを付ける
1つずつ見ていきます。
エアコンを朝まで付けておく
夜間熱中症を防ぐためにも、朝起きるまでずっとエアコンを付けておくことが大事です。
タイマーを入れてエアコンを途中まで付けても、エアコンが切れて室温が上がると睡眠の質の低下を引き起こします。
電気代よりも体調を崩して入院してしまう方がコストがかかってしまうことを頭にいれて、エアコンをちゃんと使うようにしてください。
エアコンの温度を就寝前と後で変える
寝る前までにやや低めの温度で、室内の天井や壁にこもった日中の熱を冷まします。
そのまま寝てしまうとかえって風邪を引いてしまう可能性があるため、寝る前には設定温度を少し上げます。
すると、天井や壁の中までちょうど寝やすい室温が保てるようになるので、エアコンの温度を2段階で設定するのはかなりおすすめです。
換気をしてからエアコンを付ける
エアコンをつけ始める前に、できれば換気をして室内の空気を良くしておいた方がいいです。
室温はちょうどよく保てても、室内の空気が悪いと睡眠の質が低下してしまう可能性もあります。
暖房を付ける時には換気を良くすると思いますが、エアコンを使う時でも換気はこまめに行うようにしてください。
まとめ
エアコンはつけっぱなしにしておくと電気代が高くなってしまうイメージがあるかと思いますが、それでも10,000円を超えることはあまりないです。
一方で、熱中症になって入院することになるとそれ以上の料金は当たり前に請求されてしまいます。
エアコンを付けないリスクをよく考えた上で、快適な睡眠が取れるエアコンの使い方を実践してみてください。