睡眠の質を上げる

甘いものが食べたくなるのは睡眠不足が原因?食欲の原因と対処法

「疲れたときに甘い食べ物を食べたくなりませんか?」

でも甘いものをたくさん食べてしまうとどうしても眠くなってしまうのはなぜでしょうか?実がそれって「睡眠不足」が原因なのかもしれません。自分では、睡眠不足に感じていなくても、睡眠の質が低下している可能性があります。

今回は、「なぜ甘いものを食べると眠くなってしまうのか」その食欲の原因と対処法について解説させていただきます。ぜひ、参考にしていただければ幸いです。

疲れたときこそ甘いもの!それって実はNG!

「疲れたときは、糖分を摂った方が良い」と勘違いしている方が多いのではないでしょうか。実は疲れたときに甘いものを食べるのはNGなのです。疲れやすくなり、眠気も起こりやすくしてしまいます。

甘いものを食べると眠くなるの?

甘いものを食べたくなる理由は、だた好きだから食べたいという人もいますが、それ以外に「無性に甘いものが食べたくなる」と感じたときは、睡眠不足が関係している場合があります。

なぜ睡眠不足になると甘いものが食べたくなるの?

睡眠不足になると食欲を増進する「グレリン」というホルモンの分泌を増やし、食欲を抑制する「レプチン」というホルモンの分泌を減少させてしまいます。グレリンが増えることで食欲が増してしまい、無性に甘いものが食べたくなってしまうのです。

甘いものを食べて疲れてしまうのはなぜ?

甘いものを食べた後や食事後は、血液中に含まれるブドウ糖の濃度が急激に上昇することで糖分をエネルギーに変えるインスリンが大量に分泌されてしまいます。その反動でブドウ糖の濃度が急降下することで強い眠気やだるさを感じてしまうのです。

甘いものを食べて眠くならない対処法

甘いものを食べたいときに眠くならない方法について以下の挙げられます。

睡眠不足を解消する

  • 同じ時間に起床と就寝をする(睡眠リズムを一定に保つ)
  • 睡眠時間を7時間とる(睡眠時間は最低6時間とる
  • 運動する習慣を取り入れる(1日7000歩以上を週3程度)
  • 寝る前はリラックスする(読書・アロマ・ストレッチ・瞑想など)

ゆっくり食べる

甘いものや食事をゆっくりよく噛んで食べることで一度に吸収されるブドウ糖の量を少なくすることができ、ブドウ糖の吸収を遅くすることで眠気予防になります。

食べる量を調整する

甘いものを食べるときは、食べる量をコンロールすることが大切です。例えば、「100~200kcal」までに調節することで暴飲暴食を避けることができ、睡眠の妨げになることもありません。

甘いものとクエン酸を一緒に食べる

甘いものを食べるときにクエン酸をいっしょに摂取することで、エネルギー代謝を活性化させることができ、効率よくエネルギーが作られるようになります。そのため、疲労回復や眠気防止の効果が期待できます。

『クエン酸とは』

レモンやみかん、グレープフルーツなどの柑橘類

梅干しやリンゴ酢・黒酢などに含まれています

 

まとめ

「甘いものを食べたい」でも眠くなるのが怖い~!そんなときは、食べる量やカロリーを調節したり、よく噛むことで眠気を防止することができます。また無性に甘いものを食べたくなるときは、「睡眠不足」の可能性があります。日常生活を見直し、睡眠の質を高めていくように心がけていきましょう。