秋も深まりすっかり朝晩は寒くなりました。しかし、日によっては太陽が上がっている時間帯は妙に温かく、ウッカリ薄着で出かけてしまうなんて事も。結果、急激に冷えて慌ててしまったり薄着なせいでなんだか体調が優れなかったり…しっかり眠るために、寒暖差について学びましょう!
■晩秋は寒暖差疲労に要注意!
冒頭に記載したように、秋は特に朝晩の寒さと昼間の温かさで温度ギャップが生まれやすい季節。特に今年は夏日を11月で迎えたりとおかしな気候変動のせいで振り回されている人が多そうです。
人間の身体は体温調整をする際に自律神経が作用しています。暖かいな、暑いなと感じたら汗をかくよう脳が指示したり、寒気を感じた時ブルブルっと身体が奮えて熱を作るのも神経が指示したからこそ。この繰り返しを毎日毎日していたら、当然身体も疲れがたまっていくのです。例えば電車通勤の社会人の場合・・・
起床(寒い)➡エアコンを付けて朝の支度(暖かい)➡出勤(寒い)➡電車内(暖かい)➡駅から移動(寒い)➡勤務先(暖かい)…と、起きて2時間程度でも何回も寒暖差を身体に感じさせているので、自律神経が休まる暇が無いのです。
■自律神経の乱れに伴う不眠症状・・・
何気ない日常を過ごしているつもりでも自然と自律神経が乱れる様な季節。何も対策をしなければ睡眠時に「寝付けない」「途中で目が覚めてしまう」「夜中に体が熱くなり起きてしまう」など、睡眠にも悪影響ばかり。結果的に昼間の眠気や不調を呼び起こし増々、自律神経が乱れる悪循環を迎えてしまうのです。
また寒暖差自体も寝具の選択を悩ませる要因の一つ。
昼間暖かかったからと薄手の寝具やパジャマを選択したところ、朝方急に冷えて寒さで目が覚めてしまうや、冬用の寝具で眠ったら意外と暑くて目が覚めてしまう…なんてことも。春に似た気候のはずなのに、秋はあまり熟睡できないイメージはこういう事象が関係しているのでしょう。
■自律神経を「鍛えて」ぐっすり眠ろう!
秋にもぐっすり眠るためにはどうしたらよいか?
それは自律神経が乱れないよう、自主的なアクションで解決できるのです。
具体的に言えば「寒い・出歩きたくない➡自律神経が乱れる」のであれば逆の行動をすればOK。積極的に身体を動かし自力で温まる事で、血流も改善し交感神経が刺激される事で乱れた自律神経を改善に向かわせることが出来るのです。
血流改善は冷え性対策にも効果的ですので、定期的に散歩やウォーキングといった運動をする、眠る前にストレッチを行う、エアコン等外的要因で温まるのではなくお茶など暖かい飲み物で体内から温まるといった行動が効果的。
日々の積み重ねで体質を改善し、徐々に血流が良くなった体でぐっすり眠れることを目標にしましょう。
■まとめ
筆者の妻が冬になると良く、足先の冷えと不眠をセットで訴えてきました。今回の記事の様にまさに動きが減る事による血流悪化が自律神経の乱れを引き起こし、不眠へ繋がっていたのだと整理して気付きました。今年の冬は夫婦そろってよく眠れるよう今からストレッチ等を習慣化したいと思います!