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夜ご飯と睡眠の質の関係性
ご飯を食べてからすぐ寝るのは良くないと言いますがなぜかわかりますか?
その理由は「消化」にあります。
食べ物を食べると体は「消化と吸収」を始めます。
それが日中であれば問題ないのですが、寝る前だと体が消化吸収に集中してしまい、体を回復させることが後回しになってしまいます。
そのため睡眠の質が落ち、体力回復も遅くなるのです。
睡眠の質を保つ夜ご飯の食べ方のポイント
理想は就寝前の3時間前に済ませる
就寝の3時間前までには食事を終わらせましょう。
しかし毎日夜遅くまで仕事がある方は難しいかもしれません。
最低でも食事をしてから1時間は時間を置いてから寝ることをおすすめします。
消化の良いものを軽く食べる
夜の消化活動をなるべく少なくするためには、消化の良いものを食べるにかぎります。
さらに夜ご飯はお腹いっぱい食べるのではなく、腹八分目を意識して食事をしましょう。
できるだけ脂肪分の少ない和食を選択し、野菜中心の温かい食事がおすすめです。
夜ご飯が遅い時は食べるべき?それとも食べない?
帰宅時間が遅くそれから夜ご飯を食べたい人もいるでしょう。
夜中の食事は睡眠の質を下げてしまいます。ではそんな時は空腹の状態で寝ても良いのでしょうか?
答えは「NO」です。
空腹のまま寝てしまうと、翌朝血糖値が急激に上がり、爆食いスイッチもオンになります。余計に脂肪を蓄えてしまうことにつながってしまいます。
できるだけ「空腹で眠れない」という状況を作らないようにしましょう。
遅めの夜ご飯はどんなものを食べれば良いの?
できる限り消化の良いものを意識して軽めに食べましょう。
肉などの消化に時間のかかるものは避け、野菜スープなど軽めに取ることがポイントです。
遅く帰るとわかっている時は、間食でお腹の具合を調整すると良いです。
間食することによって、夜のドカ食いを防ぐことができます。
夜型の人必見!おすすめの夜ごはん
温かいうどん・にゅうめん
消化に良いものの代表といえばうどんですね。
夜食におすすめですが具材と量には気をつけてください。
夜遅い場合は食物繊維や肉類は少なめで、量も食べすぎないように調整しましょう。
スープ
スープは野菜を中心としたものにしましょう。
食物繊維が少なめで消化を促進させてくれる具材を選びましょう。
キャベツは胃腸に優しいとされています。
おかゆや雑炊
雑炊は消化に良く少量でも満足度が高いので夜でもおすすめです。
卵を足すことでタンパク質も補給でき、梅など一緒に摂ると消化吸収を助けてくれます。
体内時計を大切に
睡眠の質を上げるためには、食事を摂る時間や摂る食物も意識しましょう。
なるべく体内時計のリズムを狂わせないようにすることが睡眠の質を上げることに繋がります。
ぜひ意識して実践してみましょう。