「哄めき」を何と読みますか?
「こうめき」ではありません。
「うめき」でもないとしたら?
「哄めき」の読み方のヒントは?
1.「哄めき」をひらがなにすると、「〇〇めき」になります。
2.「哄めき」をイタリア語にすると「Ruggente」になります。
3.観衆の「哄めき」にかき消されて聞き取れない、のように使います。
4.「哄めき」の類義語には「喧噪」「騒然」「ノイズ」などがあります。
正解は…
正解は「どよめき」でした!
「哄めき」とは、音や声が鳴り響くこと、とどろくこと、ざわざわしていることです。また、心が大きく揺れ動いて動揺する場合にも使われます。
いい意味でも悪い意味でも使われますね!
「哄」の音読みは「コウ・キョウ・グ・ク」、訓読みは「哄めき(どよめき)」、漢検1級9画の漢字です。
昔の文学作品では、一気に騒がしくなる「ドッ」の漢字に「哄」を用いたり、「わらう」に「哄」を用いるケースがよくありました。
ドッと:『ここで一度に哄と喝采かっさいしました。』中里介山「大菩薩峠」
わらう:『和泉の人は依然つめたく哄って』室生犀星「姫たちばな」
また、「哄めき(どよめき)」を「響動めき」「響めき」と書いても正解ですが、「響き」は不正解です。