今回の難読漢字は「駐まる」「乖離」「望潮魚」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「駐まる」
「駐まる」の読み方をご存じでしょうか?
車を止める際に「駐める」と書いて「とめる」と読むことがありますが、正式には間違い。
実は正しい読み方が存在するのです…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「駐まる」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇まる」の4文字です
- 車をある場所にとめ続けること
- 車以外の場合は「留まる」と書きます
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「駐まる」の読み方!正解は!?
正解は「とどまる」です!
「駐まる(とどまる)」とは、車をある場所にとめ続けることをいいます。
日常では「とめる」と読むことがほとんどですが、日本語として正しいのは「とどめる」です。
「とめる」は単に車を「とめる」という意味になり、「とどめる」というと「止め続ける」状態を表すからです。
- 駐車:車を一定時間止め続けること
- 停車:単に車を止めること
上のように考えるとわかりやすいですね。
2問目はこの漢字!「乖離」
「乖離」の読み方をご存じでしょうか?
ちなみに「はくり」ではありませんよ。
剥がれることを「はくり」といいますが、漢字では「剥離」と書きます。
ちょっと似ているので勘違いしやすいですね。
では「乖離」の方は…
あなたには正しい読み方がわかりますか?
「乖離」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 「離」は「り」と読んでOK
- 「理想と現実が大きく乖離している」などを使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「乖離」の読み方!正解は!?
正解は「かいり」です!
「乖離(かいり)」とは「そむき、離れていること」「離れていること」を意味します。
日常やビジネスの場でも比較的よく耳にする言葉ですが、「乖」という漢字がかなり難しいため、読めなかった方も多いのでは。
以下は「乖離」を使った例文です。
- 経営者と労働者の間で就業規則の解釈に乖離があった
- 広告イメージと実際の商品に乖離が大きい
- 需要と供給の乖離が問題となっている
最後はこの漢字!「望潮魚」
「望潮魚」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に読むと「もちしおざかな」になりますが、もちろん間違いです。
推測から読むのはかなり難しいかと思います…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「望潮魚」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 魚の名前ではありません
- 柔らかく煮て食べると絶品
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「望潮魚」の読み方!正解は!?
正解は「イイダコ」です!
「望潮魚(イイダコ)」はマダコ科の軟体動物で、東アジアの浅海に生息する体長約5~20cmの小さなタコ。
漢字で書く場合は「飯蛸」と表記することが多いので、なかなかの難問でした。
腹(頭に見える部分)の中にご飯粒のような卵を持つことから「飯蛸(イイダコ)」と呼ばれるようになったそうです。
砂糖、しょうゆ、みりん、生姜で煮込んだ「望潮魚のやわらか煮」は、酒のつまみにもご飯のおかずにもピッタリ。炊き込みご飯や天ぷらにしても美味しいですよ。