今日の難読漢字は
「北叟笑む」
「斯達林」
「葦鹿」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
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1つ目の漢字は「北叟笑む」
「北叟笑む」
これ、何と読むかわかりますか?
言葉さえ知っていれば読みやすいこの漢字。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「北叟笑む」読み方のヒント!
「北叟笑む」は、
中国の故事「人間万事塞翁が馬」の主人公が、
嬉しい時も辛い時も笑うことが由来となった言葉。
つまり、笑うことを表現した言葉です。
みなさんがご存知の言葉で、
この漢字に合てはまりそうなものはないでしょうか…?
さて、あなたは正しく読めるでしょうか?
「北叟笑む」の読み方、正解は…

気になる正解は…
「ほくそえむ」
です!
「北叟笑む」は、
「うまくいった満足感で、ひそかに笑う」という意味の言葉。
「ライバルがミスをして北叟笑む」
「限定のシュークリームがラスト1個で手に入って北叟笑む」
など、さまざまな場面で使われます。
「やったー!」という満面の笑みというよりかは、
「計画通り…!」という感じのニヤリとした笑いをイメージするとわかりやすいかも。
何人かで笑うときにも使わない言葉なので、
使い方には注意しましょう!
ビジネス上ではなかなか使う機会がない言葉ですが、
新聞や雑誌などの文言としては頻出用語。
漢字で書かれていることは少ないながら、読めれば鼻高々!
ぜひこれを機に覚えてみてくださいね!
2つ目の漢字は「斯達林」
「カステラ」や「ランドセル」、「アンケート」などなど・・・
海外から伝わった物や言葉は、カタカナ表記されるのが一般的です。
ただしカタカナで表記されるようになったのは、大正・昭和になってから。
それまでは漢字を当てて使われていたのです・
今回は、そんな漢字の1つを問題にしています。
「斯達林」、あなたは読めますか?
「斯達林」の読み方のヒントは・・・?
「斯達林」はずばり、海外の偉人の名前です。
ロシア革命の後に成立したソビエト社会主義共和国連邦において、レーニンに継ぐ2代目の最高指揮者となった人物です。
ソ連を工業大国にするべく「五か年計画」を打ち出す一方で、「大粛清」で反対するものを虐殺するという恐怖政治で人々を支配しました・・・
なかなかインパクトのある「斯達林」、誰か分かりましたか?
「斯達林」の読み方の答えは・・・
正解は、「スターリン」でした!
「斯」は「シ・ソ」、「達」は「タツ・ダチ」、「林」は「リン」と読むので、「シ・タツ・リン」が「スターリン」に近いからこの漢字が当てられたのでしょうね。
ちなみに「スターリン」という名前は本名ではなく、指導者として自分で名乗った名前なんですって!
本名は「ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・ジュガシビリ」なんですよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
3つ目の漢字は「葦鹿」
「葦鹿」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に読むと「あししか」や「あしじか」ですが、もちろん間違いです。
「鹿」という字が使われているので、動物の名前のようですが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「葦鹿」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 海に住む哺乳類です
- オットセイやトドの仲間
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「葦鹿」の読み方!正解は!?

正解は「アシカ」です!
「葦鹿(アシカ)」は一般にはカタカナ表記です。
しかし「葦(アシ)」+「鹿(シカ)」で「アシカ」なので、すぐに読めた方も多かったのでは?
ちなみに、「海驢」や「海馬」と書いてもアシカと読むことができますよ。
アシカは、オットセイやトドと同じくアシカ科の海獣。
アシカの体長はオスが約2メートル、メスは約1.5メートルで、オットセイよりもやや大型です。
黒茶色をしていて、毛皮や肉、脂肪が利用されています。
まとめ
今日の難読漢字3つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!