漢字読み講座

【難読漢字】「暢達」の読み方は?「かもたち」と読んでしまったあなたは・・・

「暢達」の読み方をご存じですか?

「達」は「友達」などで使う漢字ですが、「暢」は「鴨」に少し似ているからと「かもたち」と読むと間違いです。

それでは、いったい何と読むのでしょうか?

「暢達」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「○○たつ」の5文字
  2. 音読みです
  3. 「暢」を使う言葉の例に「流暢」があります

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「暢達」の読み方、正解は・・・


正解は

「ちょうたつ」

です!

「暢」は「のびる」や「とおる」という意味があります。「流暢(りゅうちょう)な英語」というような使い方を目にすることがありますね。

「達」も「とおる」や「とどく」という意味があります。

2つの漢字を合わせた「暢達」は「のびのびしているさま」をあらわす熟語です。また「のびそだつ」という意味もあり、その前向きな意味から、読み方を変えて人名として使われることもあります。

「通暁暢達」

「暢達」という言葉を使った四字熟語に「通暁暢達(つうぎょうちょうたつ)」があります。

「通暁」は「夜を通して暁に至る」、つまり徹夜から転じて「ある物事を深く知っていること」という意味があります。

「通暁暢達」は2つの熟語を合わせて「ある物事に深く通じていて、文章や言葉などがのびのびしているさま」という意味を持っています。

自分の好きなことは通暁暢達に語りたいと思ったら「暢達」の読み方を是非覚えておいてくださいね。

ABOUT ME
さとう みえ
漢字が好きで、学生時代に漢字検定2級を取得するも、社会に出てから特に書き取りが怪しくなっていることに気付きました。子供の宿題に付き合いつつ自分も勉強し直す日々です。IT×子育てのサイトを運営しています。