眠くなると自然に「あくび」がでてしまいますが、眠くないときにあくびをしてしまうことはありませんか?
眠いときにのは「あくび」、目覚めを促すサインとも言われていますが、眠気がないときにでるあくびは、一般的に「生あくび」と呼ばれます。今回は、眠くないのにでてしまう「生あくび」がでる原因と対処法について解説させていただきます。「生あくび」がでてしまう方はぜひ、参考にしていただき、対処法を試してみてくださいね。
目次
眠くないのになぜあくびがでるの?
生あくびの原因は不明のようですが、「緊張している状態」や反対に「ボーッとしている」ときなどに出てしまうことが多いようです。考えられる説は以下の3つが挙げられます。
①脳の温度調節
不安やストレスを感じたときは、脳の温度が上がってしまいます。脳の温度を下げるためにあくびをすることで冷たい空気を吸い、脳の温度が下がるためだと言われています。
②脳の覚醒を促す
あくびは、「睡眠から覚醒」、「覚醒から睡眠」に身体の状態を切り替えるために脳に覚醒 を促していると言われています。緊張や不安、退屈の時などに脳の覚醒を促すことでリフレッシュすることができると言われています。
③酸素不足を補う
脳内の酸素が不足してしまったとき(酸欠状態のとき)にあくびをすることで一気に空気を吸い込み、血中の二酸化炭素濃度を下げて酸素濃度を高めることができると言われています。
生あくびが出るときの対処法
眠くないのにあくびが出てしまうことは、反射反応で生理現象の一つなので無理に止める必要はありませんが、どうしても止めたい時に仕事やイベントなどにすぐできる対処法をいくつか紹介します。
①深呼吸する
深呼吸をすることで自律神経のバランスを整えることができ、また、脳に酸素が送られることで、脳が活性化しやすくなる効果もあります。(ゆっくりと呼吸する)
②水分やガムを噛む
仕事中や行事ごとなどは難しいかもしれませんが、水分を取ったり、ガムや飴などを食べることで脳に刺激を与えるのが効果があります。口のストレッチでもOK!(口を塞ぎながら左右、上下に動かす)
上唇をペロッと舐めるだけでも効果的!コツを掴めば前歯の裏に舌を押し当てても止めることができます。
③手足を動かす
脳を活性化させるには体を動かすことが効果的ですが、仕事のときは、手足を動かすだけでも効果があります。足の指の上げ下げや足や手首を回すなど、血流がよくなり脳に刺激を与えることで効果的です。
④仮眠をとる
休憩中に仮眠(10分~15分)をとることで頭がすっきりし、集中力も高まることで脳の覚醒を促し、リフレッシュすることができます。
まとめ
眠くないのにあくびがでてしまう原因や対処法について解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。眠くないときにあくびがでてしまうのは、脳の温度調節や脳の覚醒を促したり、酸素不足を改善させるためにでる生理現象なので無理に止める必要はありません。どうしても止めたいときに今回紹介させていただいた対処法を試してみてくださいね。