「皆さん、ぐっすり睡眠をとることができていますか?」
夜更かしをされている方や不規則な生活を送っている方は、肥満の原因になってしまいます。睡眠は、身体を休めること以外に、さまざまな役割があります。良質な睡眠がとれることで痩せることができることをご存知でしたか。
「なぜ寝ているだけで痩せることができるのでしょうか。」
今回は睡眠中に体重が減る理由について紹介させていただきます。
寝ている間に体重が減るのはなぜ?
なぜ寝ているだけで体重が減るのか、不思議ですよね。寝ているだけではカロリー消費することなんてないのでは?と思われますが…。
実は人間は、寝ている間でも基礎代謝でカロリーが消費されているんです。
個人差はありますが、基礎代謝は1時間におよそ50kcal消費されていて、7時間から8時間睡眠すると消費されるカロリーは、350〜400kcalも消費していることになります。
例えるとウォーキングで「10000歩」歩くと400kcal消費されるそうです。そう考えると大変なことですね。
睡眠ダイエットのポイント
睡眠は、ただ睡眠時間を確保すれば良いのではありません。睡眠時間よりも一番重要なポイントとなるのが、「睡眠の質を上げること」。良質な睡眠をとることがとても大切です。睡眠の質を上げるためには、以下のポイントをおさえておきましょう。
①しっかり睡眠時間を確保する
睡眠時間が短いと、食欲を抑制するホルモン「レプチン」が減少し、反対に「グレリン」という食欲増進ホルモンが増加してしまいます。
その結果、睡眠時間が短い人はつい、食べ物を食べてしまう傾向があり、太りやすくなってしまいます。
睡眠の調査によると平均睡眠時間が7~8時間の人と比べて6時間睡眠の人で25%前後、5時間睡眠で約半分の人が肥満の傾向があるという結果がでたそうです。
②就寝する3時間前に食事を済ませる
就寝時間から逆算して夕食時間を決めておくようにしましょう。寝る前に食事や間食を摂ってしまうと、脂肪がつきやすくなってしまいます。また、暴飲暴食は避けるようにしましょう。
③起床と睡眠時間を決める
起床時間と就寝時間を一定にし、休日は寝坊したくなりますが、平日と休日の睡眠時間の差は2時間以内にするようにしましょう。寝坊しすぎてしまうと就寝時間に眠ることができなくなり、睡眠の妨げになってしまいます。また、起きたら朝日を浴びることで脳や体のリズムを整えることができるので習慣づけていくようにしましょう。
まとめ
今回は「寝ている間に体重が減る」理由や「睡眠ダイエットのポイント」について紹介させていただきましたが、睡眠は体や脳を休める以外にも基礎代謝で体重を減らすことができます。しっかり睡眠時間を確保していくことと睡眠の質を上げていくことで良質な睡眠をとることができ、ダイエット効果につながります。
無理な減量や辛い運動をするのが苦手な人は、良質な睡眠をとることで健康的に痩せることができます。規則正しい生活を心がけながら、スリムな体型をめざしていきましょう。