今回のお題は「訪う」「苞納豆」「売家」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「訪う」
「訪う」の読み方をご存じでしょうか?
「とう」とも読むことができますが、もう一つの読み方が存在しますよ。
あまり使われる言葉ではないため知らない方が多いと思います。
知っているという方は漢字だけでなく、日本語そのものに詳しいに違いないでしょう。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「訪う」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇う」の4文字です
- 「伺う」という意味の文語的な表現
- 最初の一文字は「お」です
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「訪う」の読み方!正解は!?
正解は「おとなう」です!
「訪う(おとなう)」とは「訪問する」「訪ねる」「伺う」などの意味の文語的な表現になります。
冒頭で紹介したように「訪う(とう)」と読むこともでき、意味もほぼ同じ。
ただし「とう」と読む場合は「見舞う」「弔問する」という意味も含まれるため注意が必要です。
また、古語表現では「音なう」という漢字を当てる場合もあります。
「音なう」は「音がする」「音をたてる」といった意味が転じて、「訪問する」「訪れる」といった意味としても使える表現です。
2問目はこの漢字!「苞納豆」
「苞納豆」の読み方をご存じでしょうか?
「苞」は「包(ほう)」という字に似ているので、「納豆(なっとう)」と合わせて「ほうなっとう」…
と読むのは残念ながら間違い。
「苞」という字は訓読みだと何と読むか知っている方は、正解できるでしょう。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「苞納豆」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇」の6文字です
- 「納豆」は「なっとう」と読んでOK
- 最近の納豆はプラスチック容器に入っていますが…
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「苞納豆」の読み方!正解は!?
正解は「つとなっとう」です!
「苞納豆(つとなっとう)」とは、昔ながらの藁に包まれた納豆のことをいいます。
古くは、納豆は稲の藁に煮た大豆を入れて、藁に住み着いている納豆菌によって発酵させて作られていました。
直接藁に包まれた納豆は藁の香りによってとても風味がよく、香ばしいのが特徴です。
納豆は独特の臭いがあるため苦手な人も多いですが、食後血糖値の上昇を抑える効果を持つ上に、高たんぱくで低脂肪という理想的な食品だといえます。
できるだけ、毎日摂るようにしたいですね。
最後はこの漢字!「売家」
「売家」の読み方をご存じでしょうか?
不動産屋の入り口やチラシなどで、よく目にする文字ですね。
「うりいえ」と読んでも間違いではありませんが、もう一つの読み方が存在しますよ。
さて、あなたにはもう一つの読み方がわかりますか?
「売家」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 反対語は「貸家」になります
- 「売り家」と書く場合も
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「売家」の読み方!正解は!?
正解は「うりや」です!
冒頭でお話したように「うりいえ」という読み方もありますが、一般には「うりや」と読むことの方が多いでしょう。
「売家(うりや)」とは読んで字のごとく「売りに出されている家」のことです。
売家は主に中古住宅を指す場合が多く、不動産業者を介して取引されるのが一般的となっています。
ちなみに「うりや」と読んでも「うりいえ」と読んでも意味は全く同じです。
以下は「売家」を用いた例文になります。
- 家が手狭になったため売家に出した
- 転勤先が決まったので売家を探している
- 不動産屋に売家を紹介してもらう