漢字読み講座

【知ってると自慢できる】「北げる」ってなんて読む?「ほくげる」と読んでしまったあなたは…

「北げる」

小学校低学年で習った漢字ですが、簡単に見えて難しいですね。

「きたげる」「ほくげる」どちらも違います。

ではこれはなんと読むのでしょう?

「北げる」読み方のヒントは?

ヒントは「遠ざかろうとする」「抜け出して去っていく」という意味で使われる言葉です。

類語としては

「脱却する」

「逃れる」などが挙げられます。

「北げる」の読み方、正解は・・・

「にげる」

です!

「にげる」という漢字は一般的に「逃げる」が使われますが、実は「北」という漢字にも「逃げる」という意味があります。

もともと「北」という漢字は人の姿から生まれたもので、右向きの人と左向きの人が背中合わせなっている姿を表現して作られています。背を向け離れていくイメージが「逃げる」という意味を持っているわけです。

「敗北」という言葉にも「北」の文字が入っていますよね。これは北に向かって逃げるという意味ではなく、負(敗)けて敵に背を向けて逃げる(北)という意味です。

よく知っている漢字も意外な一面を持っているのが面白いですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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村田幸音
犬と旅と美味しいものをこよなく愛するWEBライターです