「託ける」
託児所(たくじじょ)・委託(いたく)などのように使われるこの漢字。
「託」は常用漢字でもあり、日常生活でもよく見かけます。
しかし、音読みの「たく」と読むイメージが強く、訓読みを知らない人も多いのではないでしょうか?
もちろん「たくける」ではありませんよ!
「託ける」読み方のヒントは?
ヒントは、「か」から始まるひらがな5文字。
「直接関係ないことと無理やり結びつけて、都合のよい口実をつくる」
「他の物事のせいにする」という意味で使われます。
類語には
「隠れ蓑(かくれみの)」
「こじつける」などが挙げられます。
もうわかりましたね?
「託ける」の読み方、正解は…
正解は・・・
「かこつける」
です!
「今日だけは誕生日パーティに託けて、ダイエットはお休みしよう。」
「旧友が遊びにくるから、それに託けて今日はお酒を飲もう。」
などのように使います。
「託」という漢字の訓読みは託(かこつ)けるのほかに、
- 託かる …ことづ(かる)
- 託つ …かこ(つ)
と読むことができます。
送り仮名によって読み方が変わるので、この機会に覚えてみてくださいね。